FX 両建は相場予想不要!外し方をマスターすれば絶対負けない

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絶対負けない手法? 両建

有名な盾
防御力最強の手法 両建て

FXでも株でも基本は、売りか買いかの二択です

(待つも相場みたいな言葉もありますが、、)

なので、レートが上にいくのか下にいくのかは必ず予想してそれが当たれば利益を得るしはずせば損するのが普通です

ですが、両建なら上がり下がりを予想しなくてもいいのです

建玉数量がロングとショートで同じならレートがあがっても下がっても、一方のポジションのマイナスをもう一方のプラスが相殺してくれるからです

両建状態からロングかショートのどちらか一方を決済する両建の外し方を間違えなければ、精神的に楽に稼ぐことができるはずです

この記事では両建で負けない方法を解説していきます

関連記事:両建て+スワップポイントが相殺されないみたいな特徴のある都合のいい通貨ペアがある?

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やり方は簡単 これで負けない

天秤
負けないためにはバランス感覚が必要 

両建の状態にするためのやり方は簡単です

ロングとショートを同じ量のポジションを持てばその瞬間から両建の状態です

同時にロングとショートの注文を出すのもいいし、ロングかショート片方持っている状態から、後から追加で反対のポジションをもつということもできます

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両建のメリット

サイコロ
両建てはトレードから”確率”の概念をなくす

両建ての大きいメリットは次の2つです

  • 上下どちらに動くか予想しなくていい
  • 損失、利益を固定できる

1個ずつ解説していきます

両建は上下どちらに動くか予想しなくていい

レンジ相場で値動きが小さくて次どちらに動くかわからないっていうときありますよね

グラフ

こんな相場でも上か下かと予想して、ちょっと逆行したら損切り、とやっていたら損切り貧乏になってしまいます

そんな時は損切りする代わりに両建してみましょう

例えばショートで入ったけど少し上に動いて、含み損になってしまったとします

普通なら損切りするところですが、いったんロングも同じ量だけしてみましょう

そしてレンジの上端付近でロングは手放します

これで両建てを初めてから今までのショートの損は両建てしたロングが相殺してくれました

少し有利なレートでショートしたのと同じことになります

レンジ下端に向けて動き出したらこっちのものですね

レンジの中央で両建するのもあり

さっきは先にショートだけしてる状態からの両建てでしたが、一気にロングとショートをするのもありです

レンジの真ん中あたりのレートで次どっちにいくのか微妙な時

ロングとショートを同時にすればどちらにいっても利確ができます

このあと、反対方向に動き出して利益が出たところで決済すれば、効率よくレンジ相場でも稼ぐことができます

両建は損失、利益を固定できるので負けない

例えば、ロングでエントリーしたけど予想どおりレートが上がらず、そろそろ損切りか?というとき

ここで、ショートのポジションも同じ数量持てば、お互いのポジションが損益を相殺するので損失がショートする前までの金額に固定されます

図であらわすとこんなかんじ

両建ての例

これは、ショートのあとレートがあがっても下がっても同じです

実は、両建てでショートしたレートでロングポジションを損切りして、後からロングしなおすのと同じなのですが、なんとなく損切りが苦手な人にとっては、両建ては損切りの代わりにもなるのです

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もう1つの両建の使い方

ここまで利益を出すための方法としての両建を解説してきました

ですが、両建にはもう1つ使い方があります

それは年を越す時に含み益を決済したくないときです

決済すると利益が出てしまって税金がかかってしまいます

ですが、年を超えると急激な値動きをすることはよくあることなので持ち越しのリスクも高いです

そういう時に両建をするというやり方があります

含み益が出ているのと逆のポジションを持つことで決済したのと同じ状態になりつつ、為替変動によって含み益が消えることを防ぐことができます

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大事なのは両建の外し方

両建で難しいのが、両建の外し方、タイミングです

外すとはロングとショート両方を持っている両建ての状態からどちらか片方の状態になることです

両建を維持する期間というのはトレンドが発生している状態です

片方のポジションは利益が増えて、片方は含み損が増えている状態です

利益が出ている方を先に決済するのですが、早すぎると含み損側の損がその後も膨らんでしまってトータルマイナスになってしまいます

両建を上手になるならトレンドの終わりを見極められるようになる必要があります

トレンドのスタートは最初から両建しておけば、いつ始まろうが関係ないのでトレンドの終わりだけに注目すればいいです

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両建の外し方 トレンドの終わりを知る指標①移動平均線

移動平均線は最もよく使われるトレンド系のインジケーターです

いろんな使い方がありますが、短期、中期、長期移動平均線が順番にならんだパーフェクトオーダーの状態がくずれたらいったんトレンドが終わったと考えていいと思います

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両建の外し方 トレンドの終わりを知る指標 ➁水平線

移動平均線の場合、移動平均線の状態を見ることで”今”トレンド中なのか、トレンドが終わったのかを知ることができます

水平線の場合は事前にトレンドが終わりそうな場所がわかります

水平線は、直近で値動きが何度か反転しているレートを水平に結んで引きます

簡単に聞こえますが、結構効きます

簡単な指標ほどみんなが意識するので、そして、みんなが意識するほどトレードにも反映されやすく結果として値動きがその指標に従うようになります

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両建すると証券会社からは警告される

両建ての警告画面

マネックス証券のFX PLUSのアプリでは現在持っているポジションと反対の売買の指値注文とかをおいとこうとすると、こんな警告文が出ます

といっても、よくみたら両建てはよくないよーという内容ではないですね
最初にでてきたときはなんかだめな注文のしかたをしちゃったのかなと思って注文をキャンセルしちゃったのですが、、

サイトにはこんな風にかかれてます

両建てを行うことは可能です。しかし、両建てには次のような特徴がありますので、お客様はこれをご理解・ご考慮の上、ご判断ください。当社からお勧めするものではありません。
・スプレッド(Bid[売値]とAsk[買値]の差)によるコストが2倍かかること
・スワップポイントは売建玉と買建玉に適用する価格に差があり、この差分が逆ざやとなりお客様のコストとなること
                                   マネックスFX HPから引用

つまり、手数料が2倍かかったり、スワップポイントの差で損しますよーということが書かれています

スワップポイントについては証券会社によると思いますが、僕のつかってる証券会社だとこんな感じです

FX PLUS (マネックス証券)

レート一覧

SBI FX

SBIのスプレッド一覧

ほとんど変わらない通貨ペアもありますが、基本売りスワップのマイナスの方が大きくて、両建てでポジションを持ち続けるだけで損してしまいます(一部の証券会社では+にできる通貨ペアもあります)

両建の経済合理性

両建てという単語といっしょによく聞かれる言葉に経済合理性というものがあります

weblioさんによるとこんな意味

投資したお金に対して利益があると考えられる状態のこと。事業を始める上での判断材料の1つ。

企業にとって、経済合理性は経済的な価値基準であり、最小の投資で最大の成果を上げられるような戦略を立てる。これは、「投資<利益」、「投資<成果」を表しており、一般的には投資を下回るような利益・成果の発生する事業は避ける傾向にある。

その理由はさきほどあげた、スプレッド分のコストが2倍、スワップポイントで損するからです

両建に関するルール

両建て取引をする際の必要証拠金の計算の仕方にはいくつか方式があります

自分の証券会社が自分がやりたいことにあっているか確認しておくとよいでしょう

大きな違いは両建てMAX方式かそうでないかです

簡単にいうと、売りと買いのうち建玉が多い方のlot数に対応した証拠金が必要になる方式です

全てのパターンを網羅しようとするとなかなか大変ですので、詳しくはリンク先をごらんください

ほとんどの証券会社がこの方式になっていますが、一部の証券会社では売りと買い両方のポジションに対して証拠金が必要なところがあるようです

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両建て手法の2つのデメリット

両建ては稼げず意味がないどころか、むしろデメリットの方が大きいという意見もネットではちらほら見られます

こういった記事で見られる両建てに意味がない理由は以下の2つです

このようなデメリットがあることも念頭に置きながら両建て手法を使っていく必要があります

FXの両建てのデメリット

・両建てはポジションなしと同義
・スプレッド分だけ損をする

両建てはポジションなしと同義

両建てに意味がないといわれる1つ目の理由は、「両建てはポジション(建玉)なしと同義」だからです

例えば、99円で買い建玉と売り建玉の両建てをしたとしましょう

ここでレートが101円になったので、含み益が出ている買い建玉を利益確定(+2円)しました

しかし、売り建玉の含み損は-2円なので、評価損益は結局ゼロのままです。

そして、この時点で売り建玉のみが残っているので、今後利益が出るかどうかは両建ての買い建玉を外した時点から、相場が下がるかどうかにかかっています

つまり、相場が下がれば売り建玉の含み損が減って利益が残りますが、逆に相場が上がれば含み損が増えてトータルで損の方が多くなります

両建ての片方を外すタイミングは、それはすなわち新規で建玉を作っているのと同じということです

上記の例で説明すると、買いの建玉を外して売り建玉だけになった時、相場の下落を予想して売りを仕掛けているのと全く同じなのです

単純に損益だけで考えると両建ては損切りを先延ばしにしているだけとも言えます

スプレッド分だけ損をする

2つ目のデメリットは、両建て手法は「スプレッド分だけ損をする」ことです

理由1で、両建ては実質的に建玉ゼロと同じであることを説明しました

ただ、買いと売りを同時に持った時点で、1つの建玉だけでトレードする時と比べて、スプレッドコストが2倍発生していることになります

両建てでどちらかの建玉を外す場合も、最初から1つの建玉だけでトレードする場合も、価格変動に対する損益は同じになります

それにもかかわらず、コストが2倍になっているわけですから、建玉ゼロよりも経費が増えてその分損をするというわけです。

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まとめ

両建の基本的なメリット、デメリットがわかりました

メリット

  • レンジ相場で右往左往しなくなる
  • 損切りのかわりになる

デメリット

  • スプレッドのコスト2倍
  • マイナススワップ

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