FXについて調べていると普通のトレードに関する記事と同じくらいバイナリーオプションについての記事もでてきます
簡単に一攫千金!みたいな煽り文句の記事や逆に危ないからやめた方がいいみたいな記事など様々です
なんとなくどんなものかというイメージはあるのですが、ちゃんと調べたことがなかったのでまとめてみました
関連記事:FXはギャンブルなのか?
バイナリーオプションとは
直訳すると、
バイナリー(binary)=二成分の、二元の
オプション(option)=選択
で、二者択一という感じでしょうか
外貨だけでなく株価指数を対象にしたものもあります
バイナリーオプションというと1種類の取引きのことを指すのかと思ってましたが、いくつか種類があるようです
次はそれぞれのオプションについてみていきましょう
ラダーオプション 1番一般的なバイナリーオプション
“目標レート”、”権利行使価格”と呼ばれるレートをいくつかある選択肢の中から選び、そのレートから一定期間後の判定時間にレートが上にあるか下にあるかを予想するものです
流れは図にするとこんな感じ
上か下かの予想があたれば利益(ペイアウト)がもらえ、外れればチケット代を失います
引用:GMOクリック証券HP
ワンタッチオプション 一回でも目標にタッチすればいい
ラダーオプションが判定時間の一点で条件を満たすか否かを判定されるのに対し、ワンタッチオプションでは取引時間内に一度でも条件を満たせばペイアウトがもらえます
レンジオプション レンジ内に収まるかどうか
レンジオプションは2つの為替レートからなるレンジを決めて、判定時間に為替レートがそのレンジ内に収まればペイアウトとなります
バイナリーオプションのこわいところ
ここまで簡単にバイナリーオプションがどんなものか見てきました
条件を満たすかどうかを予想するだけでとても簡単そうにみえます
でもそんなに簡単なら身の回りにバイナリーオプションで成功したという人が一人くらいいてもいいと思います
簡単そうと思って痛い目に合う前に人の失敗談を見て心を落ち着かせましょう(笑)
手軽さ故の落とし穴
バイナリーオプションは勝ち負けがわかりやすく、賭博性が高いということが言えると思います
バイナリーオプションができたばかりのころは取引時間が5分など短いものがあったそうですが、ギャンブル性が高いということから取引時間は必ず2時間以上にするようきまりがあるほどです
人間が一番興奮するギャンブルは2つのうちどちらかを選ぶものとも言われていて、のめりこみすぎないように気をつけることが大事と思います
ここが初心者はもっとも気を付けないといけないことだと思いました
一回の取引きでの損失はエントリー時に確定しているのでその点は、損切ができずに大損することがある株式取引とかFXに比べたら安全なのかもしれません
ただ、負けを取り返そうと熱くなってしまって闇雲に取引を繰り返し始めると危険です
常に冷静さを保たなければ、他のトレーダーの餌になってしまいます
勝率は理論的には1/2、でもペイアウトは2倍じゃない
これは証券会社によるのかもしれませんが、私がyoutubeとかでみたことのあるハイ&ローのバイナリーオプションは買っても元本の2倍ではなく1.7-1.8倍のペイアウトがもらえるルールでした
一方で負けた時は元本は全部没収
つまり、ハイかローの二択で2分の1の確率で勝ったとしてもお金的には負けていくのです
勝率を50%以上にすればいいというのは、言葉でいうのは簡単ですが、実際はそんなに簡単なものではないでしょう
また、一度負けて勝率50%なら次は勝てるだろうなどと考えて、かけ金を増やすということをすると、時にはうまくいくこともあると思いますが、連敗してどんどんかけ金を増やしてさらに連敗して退場。。。
なんてこともあり得ない話ではありません
まとめ
バイナリーオプションには次の3つがあることがわかりました
- ラダーオプション
- ワンタッチオプション
- レンジオプション
とても単純でゲームとしては面白いものだと思います
ただ、数百万円の大損をしている人もたくさんいることもお忘れなく
バイナリーオプションに限った話ではありませんが、リスクとメンタルの管理をしっかりして、自分の人生が終わらないよう常に注意が必要ということを再確認することができました
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