トルコリラのスワップポイント狙いで人生最大の損失を出した話

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スワップポイント狙い高金利通貨トレードの怖さ

爆発
スワップポイントをコツコツためて、為替差損でドカンと爆発

いわゆるキャリートレードと呼ばれるスワップポイントを狙ったFXのトレードの手法があります

持っておくだけで、利益がでて、少しレートが有利方向に動いたらポジションを増やすだ

だれでも簡単にできそうなトレードですが、計画的に増し玉を行わないと危ない目にあいます

キャリートレードにおける増し玉は投資の世界ではあまりよくないとされるナンピンに近いものにもなりやすいので

そして、もう1つ気を付けないといけないのがトレードする通貨

高金利通貨として有名なのは南アランドやメキシコペソ、そしてこの記事で紹介しているトルコリラです

どの通貨も長期的にみると下降トレンドなのですが、直近数か月は上昇トレンドだったりすると僕も含め初心者はもう大丈夫だろうと思いがちです

この記事ではトルコリラ円ロングでスワップポイントで稼ぐことを夢見た僕の大損失の記録を紹介していきます

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1回目の失敗で学べなかったために起きた本当の失敗

勉強
過去の失敗から学ぶ 当たり前のようで意外とできていない

スワップポイント狙いのトルコリラ買いで大きな含み損をかかえるという経験をしましたが、最終的には損失を出すことなく、それどころか、それまでのトレードで一番大きな利益を得てしまいました

そのことが、後の大きな失敗につながってしまうのです。

トルコリラ大爆死の序章
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前回の経験を生かさず性懲りもなくトルコリラに手を出してしまう

薬物
一度いい思いをすると危ないと思ってもやめられない

1回目のトルコリラのトレードで、利益を得た私でしたが、その後のトレードはほかの通貨でもうまくいかず、少しずつ資金を減らしていく状況でした。

そんな中、トルコリラはまた、順調に上昇を続けていきました。

僕が1回目にトルコリラ円で大きい含み損を抱えたのは、上昇トレンドの中の押し目にも見えるところでした

そんなチャートを見ていると少し売るのが早すぎたかなという気持ちが芽生えてきました

ネットなどを見ているとトルコリラ買いをあおるような記事も目に入ってきます。何円まではトルコリラは上昇するから、まだ買っても大丈夫!みたいなやつですね。

もちろん、高金利通貨が危ない、という記事もあるのですが、こういうのって、自分に都合のいい情報だけを重視してしまうんですよね。

結局、またしてもトルコリラを買ってしまいました。

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ナンピンしまくれば大丈夫?

ジェットコースター
一度走り出したら、止まれない

前回と同じではいけないと、一応は反省して、買い方を少し変えてみました。

少しずつ買って、もし下がったらさらに買い増すという方法です。

ドルコスト平均法ってやつです。

ですが、この方法もうまくいきませんでした。

というか自ら失敗しにいったようなものでした。

トルコリラが上がり始めると、そのまま上がり続けて、もうエントリーのタイミングがないんじゃないかと考えて、結局大して買うタイミングも分散できずに、また、平均取得単価も下げれないという結果になってしまいました。

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束の間の安堵

お花畑
一安心と思いきや?

前述のとおり、またしても気分に任せた売買をしてしまった私ですが、今回は運よく、比較的短い時間で数万円の含み益が発生しました。

ですが、もともとスワップポイント狙いでトレードしてますから、そのままのレートで推移して、スワップポイントだけたまっていけばいいなーとか思ってしまうわけです。

前回の20万円の利益のこともあるし、数万円の利益では満足しないわけです。

そんな感じで僕はトルコリラを持ち続けました。

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からの人生最大の損失

崖からダイブ
落ちるときは下の下まで

ある日、仕事を終えてスマホを見ると、朝まであった含み益がマイナスになってました。

まだもちこたえるはずと思ってみていると、損はみるみる増えていきます。じわじわと

損切することもできず、ただスマホの画面をみることしかできませんでした。

結局、もともと設定していた低すぎる逆指値のラインまでレートが下がりすべてのポジションが決済されました。

もし、逆指値注文を出してなかったとしたらもしかしたら、さらに損が大きくなっても、持ち続けていたかもしれません。

60万円の損失を出して、私の2回目のトルコリラのトレードは終了しました。

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ふりかえり

振り返る
今度こそこの失敗を忘れないように

1回目のときは、含み損が一時的に膨らんでも最終的には買った時のレートまで戻ってきたので、損をせずに済みました。

その経験があったので、今回も損が膨らんでも、ポジションを決済しませんでした。もしかしたら、損切をせずにリラを持ち続ければ、レートは下げ止まり、スワップポイントがいつかは上回っていたかもしれません。

一方でレートが下がり続け、強制ロスカットまでいっていた可能性もあります。

強制ロスカットまでいかなかったとしてもこのやり方は心に大きな負担がかかります。大きい金額でやるのは難しいと思いました。

スワップポイントは一度売買をしたら後は放っておくだけで、お金が増える魔法のような仕組みですが、高金利通貨を扱うのはそれなりのリスクがあること、資金管理をきちんとしないと利益を出せないことが今回身に染みてわかりました。

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トルコリラの失敗から得た教訓

石碑
ここに教訓を刻む

金額的には人生最大の損失を出してしまったトルコリラ円のトレードですが、教訓として得られたものもありました

1つ目はポジションの分散です

FXの場合、複数の通貨に分散してリスク低減ということはあまりしないですが、タイミングの分散というのは大事だと思います

自分にとって大きいポジションは1度にまとめてエントリーするのではなくて、小分けにして分散するのが大事です

もし、予想通りの方向にレートが動き始めて追加エントリーするタイミングがなくなったとしてもそのときはそのときです

機会損失よりも、無理にトレードして損失を出す方が痛いですから

2つ目は再現性のあるトレードの重要性です

長くトレードを続けていくなら、長く繰り返し続けていける手法が必要です

高金利通貨の場合、政府の金利政策とかその他国際的な情勢?(よくわからんけど)によってレートが左右されるので、なかなか長く安定的に同じ方法で繰り返し利益を上げていけることが難しいと今回の件で思いました

最初の利益は小さくても、同じことを繰り返し続ければ利益が継続してあげられる方法を見つければいつのまにか複利の力で大きな利益になるということを目指していくべきなんだと思いました

3つ目は、許容できる損失をはっきりさせておくことです

トルコリラ円のトレードでは、最初に簡単に利益がでてしまったので、利益がでるサイドのことしか考えていませんでした

どれだけレートが下ったら損失がどれだけになるかというのをあんまり考えてなかったのです

なので損切りの逆指値も一応おいていたものの、下すぎるレートで自分の資金に対して大きすぎる損失を出してしまいました

常にどれくらいの損失が出る可能性があるかは想定しておいてそれを許容範囲に収めることが必要だと思いました

トルコリラ円の教訓
  1. ポジションの分散大事
  2. トレードの再現性大事
  3. 許容できる損失の把握大事

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