“金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学”は投資家のブログなどで紹介されていて、続編もたくさんでている有名な書籍です
子供の頃から大人になったら会社に入って働くんだーって教えが日本では普通な気がしますけど、そうじゃない世界もあるんだと気づかせてくれます
一応本のネタバレ注意です
あらすじ 主人公が金持ち父さんと貧乏父さんにいろいろ教わる話
この本では主人公の体験にそってお話がすすんでいきます
序盤は子供の主人公が、自分の実の父親(貧乏父さん)と友達の親(金持ち父さん)という真逆の考えをもっている二人の”父さん”からいろいろなことを学んでいくお話です
二人はお金に対する考えが全く違っていて、主人公は最初は戸惑ってしまいます
ですが、次第に金持ち父さんの考えに賛同するようになり、また貧乏父さんの考えを反面教師にしながら、お金を働かせてお金を得る方法を身につけていきます
後半は大人になってからの主人公がやったこととか、僕たち読者がどんなことを実践していけばいいかということが書いてあります
具体的なテクニックとかは書いていませんが、お金に対する考え方、お金持ちになるための心の持ち方みたいなことが書いてあります
これから投資とかをはじめようかなと思っている人にお勧めの本です
ここからは印象に残ったところと僕の感想を書いていこうと思います
お金を自分のために働かせる
会社員は毎月の給料のために働きます
そして、そのお金でほしかったものを買って次のほしいもののために働きます
ずっと同じところをぐるぐる回ってるような感じ
この状態をラットレースといいます
お金のために働いて、消費して、また働いての繰り返しです
お金持ちはそんなことはしません
自分のお金を使ってお金を生み出すものを買ったり作ったりします
不動産とか株とかですね
そうしてお金を働かせて、お金を生み出します
金持ち父さんはこんな雰囲気のこともいってました
貧乏な人は請求書の支払いから済ませる
金持ちは自分への支払いから済ませる
自分への支払いというのは不動産や株などの投資や自分の学びのための投資などのことです
お金を生み出すためにお金を使うことがとても重要みたいです
仕事をしていると疲れるしストレスもたまるしで、欲しいものを買ってうっぷんを晴らしたくもなります
でもそこを少し我慢して”働かせる要員”としてとっておくことで、未来の自分がもっといい思いをできるかもしれません
お金の流れが大事
この本では何度も損益計算書と貸借対照表の話が出てきます
お金持ちと貧乏な人のお金の流れはどんなふうに違っているのか
持ち家は資産とよく言われるが本当にそうなのか
様々なキャッシュフローを損益計算書と貸借対照表絵を使って説明しています
これらの例を見れば、金持ち父さんと貧乏父さんのお金の流れがいかに違うのかわかります
会社を作って節税する
この本の中で、金持ち父さんは普通に会社員として働くだけでは絶対に金持ちにはなれないといいます
会社で給料をもらうときは会社からもらう給料から税金を引かれています
しかも、それを使うときも消費税を払っています
一方で、自分でビジネスをやっている人は自分が得たお金をまず、ビジネスの経費として使うことができます。その分は節税ができています
さらに、自分のお金を働かせることで得たお金で物を買えば元手を減らさずにモノを買うことが出来ます
お金の通り道が違うだけで自分に入ってくるお金の量が変わってくることがわかります
まとめ
これから投資やビジネスを始めたい、やってるけど上手くいってないという人の背中を押してくれるような本だと思いました
この本に学生のときに出会っていれば、もっと違った人生があったかもしれません
でも”もう今更遅い”とあきらめてはいけません
じっとしていないで行動するのが大事とこの本の最後にも書いてありましたよ!
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