株とFXどちらが難しい?勝てる? それぞれの難しさを解説

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株とFX

どちらも売買のタイミングを見計らって、安く買って高く売るもしくは高く売って安く買うことで利益を出すという意味では似ていますがどっちがより稼げるのか?難しいのか?気になりませんか?

それぞれの特徴とどちらが難しいのか?どんな人にどっちが向いているのか?解説していきます

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短期トレードなら株もFXも同じ

チャートを使ったテクニカル分析がメインになる短期トレードはFXも株もやり方は同じ

株もFXも短期的な値動きで利益を出すスキャルピングとかデイトレードなら大して変わらないと思います

どちらもトレーダーがローソク足チャートを分析して上に行くのか、下に行くのかというのを予測してトレードをしています

株には銘柄の業績の良さとかが影響するというイメージを持っている人も多いと思いますが、ごく短期間でトレードを繰り返す手法をとっている人たちはそんなものは気にしていません

ローソク足チャートのパターンやインジケーターからみんなが株を買うタイミング、売るタイミングを見計らって自分の売買を決定します

というわけで、株もFXも短期トレードなら同じようにローソク足チャートを分析してトレードする点は共通していて、やりやすさは同じといえると思います

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株には銘柄選定が必要

株式投資では何千もある銘柄から株を選ぶ必要がある

株式取引をするためにはどの銘柄を買うのかを選ぶ必要があります

何千社と銘柄はあり、これらすべてをトレードすることは資金や分析処理能力的に不可能です

短期トレードをするなら取引が活発に行われていて、出来高が大きくて、短時間でしっかり値動きがでる銘柄でなければいけません

長期トレードをするなら、業績や事業に長期的な魅力があり今後も多くの人が投資をしたくなるような銘柄を選ばなければ株価の上昇は期待できません

この銘柄選びが株式取引の楽しみの1つであると同時に難しさでもあります

選ぶ銘柄が悪いと日経平均は好調なのに自分が持っている銘柄値下がりしているなんてこともあり得ます

短期トレードの場合値動きがあればなんでもいいので、それを探すのが煩わしいと感じるのであればFXトレードを考えるのもいいと思います

FXの場合多くても20種類くらいの通貨ペアから選ぶことになるので、簡単に選べます

その中でもメジャーなユーロドルやドル円、ポンド円あたりが値動きが活発で短期トレーダーの多くはこれらの通貨ペアでトレードをしています

取引対象を選ぶのに時間を使うよりトレードをどんどんしていきたいという人にはFXの方が向いているかもしれません

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長期トレードでは株とFXは明確に違う

長期トレードの場合、株とFXでは考え方が全く違ってきます

株の場合は長期的に成長を続ける企業かどうか、将来の展望が期待できる事業かどうかといったところを吟味し投資銘柄を決定します

なので一度買ったらずっと上昇することを信じて持ち続けることになります

持っている株を育てるような気持ちで投資することになります

ちなみに、株も売りから入ることはできますが、あるタイミングでガッと売ってすぐに手仕舞うというのが基本で長期的に売った状態でいることはありません(ルール上も買い戻す期限が決まっているので、長い期間売りの状態でいることはできません)

一方FXでずーっと一方向にレートが動き続けることはありません

あまりにも通貨ペアのレートが極端なレートに達してしまうと、それぞれの通貨が流通している国で不都合が生じます

今、日本政府がそうしているように為替相場に政府が介入してバランスを取ろうとすることもあります

なので、常に一方向に為替レートが動き続けることはありません

長期的に見るとある範囲をレートが上下に往復しているようなイメージです

なので、常にレートが上に行くのか下に行くのかを考えながらトレードすることになります

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少ない資金で始められるけど、怖さもあるFX

FXは少ない資金から大金を手に入れる可能性もある反面、リスクも大きい諸刃の剣

FXの特徴としてレバレッジがあります

自分が持っているお金の25倍のお金を動かして取引をすることができます(海外FX口座なら888倍なんてところもあるようです)

このレバレッジがあるおかげで少ない資金で大きなお金を動かすことができます

株でも信用取引といって元手の3倍の取引きができる制度がありますが、それでも3倍です

この25倍レバレッジがあるおかけで元手が10万円でも250万円が動かせるのでドル円で2万通貨弱動かすことができます

これだけの量が動かせれば、いいタイミングであれば1日で2万円稼げる場合もあります

10万円の元手で2万円なので1日で20%増です
やばくないですか?

だけど気を付けないといけないのはこれと同じスピードで損する場合もあることです

FXは感情的にトレードをするとどんどん負けていきます

感情のコントロールや感情に左右されないトレードができない初心者のうちは、いきなりハイレバレッジでトレードをするのは危険です

個人的には最初は低レバレッジでFX、できればレバレッジの効かせようがない個別株とか投資信託を少額でやってみて自分がお金を投資してお金が増えたり減ったりする感覚に慣れてから少しずつ取引金額を増やしていくのがいいと思います

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結局どっちがいいの?

いろいろと書いてきましたが結局株とFXどっちが勝てるのか?難しいのか?僕なりの結論を書いていきます

無難なのは市場全体に投資する投資信託+定額購入

いきなり株でもFXでもない”投資信託”です

ですが本当にこれが一番被害が少ないと思うのでより広い範囲の人に勧められる方法です

S&P500とか東証一部とか市場全体に投資するような投資信託を買うのが、一番無難と思っています

当然、景気が悪い時にはこれらの投資信託の基準額も下がるので一時的にマイナスになることはあります

そんな時は安く買えるチャンスととらえましょう

一度に全部の資金をつぎ込むのではなく、月一とかで定期的に一定の金額を買っていくのがさらに無難です

これはドルコスト平均法というれっきとした投資手法で、高いときは少なめに、安いときは多めに投資信託を買うことになるので平均取引単価が下がるので利益が出やすくなります

短期間で大勝ちというのは難しい方法でもありますが、大負けも少ない方法なのでまずはこの方法で金融取引の雰囲気に慣れていくのがいいと思いますし、これをずっと続けていくこともアリだと思います

銘柄選びの楽しさ、銘柄への愛着をとるなら株 頻繁に取引したくない人にもおすすめ

銘柄選びは株式投資の最も大きな楽しみです

将来のテンバガー(株価が10倍になること)を夢見ながらいろんな企業の業績や事業内容を眺めるのはネットショッピングよりも楽しい人もいるかもしれません

また、自分の好きな会社の銘柄を持っている、それを少しずつ買い増していくというのも何となく気分が高まる行動です

一方で将来性がないとわかった時点ですぐに損切りを行って次の銘柄に行くことも重要です

稼ぐためにはこれまでの銘柄選定方法は何がよかったのか、何が悪かったのかを常に振り返りながら自分の取引をアップデートしていくことが必要です

ローソク足チャート分析が好き、レートの上下を当てるのが楽しいならFX

FXには銘柄選定はありません

最初にこれと決めたら1つか2つの通貨ペアに絞ってトレードをします

通貨ペアにはそれぞれの特徴があるので、それを把握して取引きした方が勝てる確率が高くなるからです

FXトレードで勝つために行うことはチャート分析がメインです

自分なりの得意パターンを見つけて、売買判断をしてトレードをしていきます

株は基本的に上がることだけを考えて株を買いますが、FXは上がることも下がることも視野に入れてトレードをします

この上下どちらに行くかの予想が当てるという要素はFXの方がより大きいです

怖い点としては株より大きい金額を動かせてしまうので、また、売り買い両方向でトレードできてしまうために短い時間で資金を失ってしまう可能性が株よりも高いことです

資金管理能力、自分の感情のコントロール力が求められます

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株とFXどちらが難しいかのよくある質問

株とFXではどちらの方が初心者に向いていますか?

初心者には株の方が向いているといえます。

FXはレバレッジによって大きな利益を狙える反面、損失も大きくなりやすいため、資金管理やメンタルコントロールが難しい傾向があります。

株はレバレッジが効かない分、値動きが比較的穏やかで、投資信託などを活用すればリスクを抑えて学びながら始められます。

株とFXの違いを簡単に説明すると?

株は企業の一部を所有する「投資」であり、企業の成長に期待して株価上昇を狙います。

一方FXは「通貨の売買」によって為替差益を狙う「トレード」です。

株は基本的に買いから入りますが、FXは買い(ロング)も売り(ショート)も自由にできる点が特徴です。

短期トレードでは株とFXどちらが有利ですか?

短期トレードではどちらもローソク足チャートを分析するテクニカル手法が中心で、優劣はほとんどありません。

値動きの活発さや取引コストを考えると、FXの方が短期トレーダー向きといえますが、どちらも手法と経験次第です。

株の銘柄選びが難しいのはなぜですか?

株式市場には何千もの銘柄があり、それぞれ業績や将来性が異なります。

短期なら出来高とボラティリティを、長期なら企業の成長性を分析しなければならず、選定には知識と時間が必要です。

良い銘柄を選べないと、全体相場が好調でも損をすることがあります。

FXの方が簡単に感じる理由は?

FXは取引対象が20種類前後の通貨ペアに限られており、分析対象が少ないため始めやすいと感じる人が多いです。

特にドル円やユーロドルなど主要通貨は情報が多く、テクニカル分析だけでも十分戦える点が人気の理由です。

長期投資の場合は株とFXどちらが有利ですか?

長期投資では株の方が有利です。

株は企業の成長によって価値が積み上がるため、時間を味方につけて資産を増やすことができます。

一方FXは為替が一定の範囲を行き来する傾向があり、長期で持っても方向性が出にくいという特徴があります。

レバレッジを使うとどうなるのですか?

レバレッジを使うと、少ない資金で大きな取引ができます。

たとえばFXでは最大25倍(海外では数百倍)まで可能ですが、損益も同じ倍率で変動します。

小さな値動きでも大きな利益を得られる反面、損失が一瞬で膨らむリスクもあります。

株とFX、どちらの方がリスクが高いですか?

一般的にFXの方がリスクが高いです。

レバレッジによる損益変動が激しく、メンタル面での管理が難しいためです。

株は基本的に現物取引でレバレッジがかからないため、損失が投資額以内に収まるケースが多いです。

どちらで稼ぎやすいのですか?

短期的に大きく稼げる可能性があるのはFXですが、同時に損失リスクも高いです。

安定的に資産を増やしたい場合は株式や投資信託を活用した中長期投資が現実的です。

目的とリスク許容度に応じて選ぶことが重要です。

最初に始めるなら投資信託がいいのはなぜですか?

投資信託は市場全体に分散投資できるため、個別株やFXよりもリスクを抑えられます。

S&P500や全世界株式などのインデックスファンドを毎月定額で積み立てることで、時間を分散しながら安定した資産形成を目指せます。

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株とFXどちらがむずかしいかまとめ

株とFXはどちらも「安く買って高く売る(またはその逆)」という基本構造は同じですが、性質や求められるスキルには大きな違いがあります。

短期トレードではどちらもチャート分析が中心で、トレード技術や経験が勝敗を分けます。

一方、長期投資では企業の成長を見極める株が向いており、FXは相場の往復を狙う戦略が必要です。

FXは少額から始められ、レバレッジで大きな利益を狙える反面、損失も大きくなりやすいリスクがあります。
株は値動きが穏やかで、銘柄選びの楽しさや長期的な資産形成のしやすさが魅力です。

結論として、短期でスリルを楽しみたい人はFX、企業分析や安定運用を重視したい人は株がおすすめです。
また、初心者はまず投資信託の積立から始め、徐々に株やFXにステップアップしていくのが最も安全な道といえるでしょう。

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