そろそろ株のこと知らないとヤバい?

株のニュースといえば、リーマンショックとか新型コロナで暴落したとか、下落のニュースの方が大きく報じられてなんかコワいとか、ニュースの最後に日経平均が何円でしたとかよくわかんないとか、だいたいのイメージはこの2つじゃないでしょうか
でも最近は投資関連のアプリのCMがよく流れていたり、投資関連のYoutube動画もたくさんあります
老後2,000万円のお金が必要といわれている中、銀行の利息も少なくって、会社で働いてお金をもらうということ以外の道を選ぶかどうかは別として知っておくことくらいは必要です
そもそも株とは?

正式には株式ですが、そもそもどういうものなのかわからない人もいると思います
僕の中では、投資家から会社に対してお金を貸したことを証明する借用書みたいなものです
会社は株式を発行して、それを投資家に買ってもらうことによって資金を集めます
会社が1株100円の株を10,000株発行し、それを全て投資家に買ってもらえれば会社は100万円のお金を集めることができます。
その借用書を投資家は株式市場で投資家の間で取引できます
これからも人気が出そうな会社の株なら値段は高くなるし、経営状態の悪い会社なら安い値段でないと買う人がいないので、株価は下がります
会社の利益を投資家に還元する配当金(インカムゲイン)

会社の立場からは株価はある程度の値を維持したいものです
株価が下がるということは、投資家に人気がない=会社の経営状態がよくないことを間接的に示しています
そうすると銀行は融資を渋るようになり、経営に悪影響が出ます
また、株価が安い=会社の価値が安いということなので、もう1つは他社に買収されやすくなってしまいます
そういうわけで、会社は自分の株価を維持したいと考えるわけですが、そうするためには株が今の株主から売られないようにすることが必要です
その方法の1つとして会社は株主に年に数回お礼の品かお金を送ります
これが配当金とか株主優待です
どれくらいのお金がもらえるかは銘柄によって様々ですが、投資金額に対する配当金の割合(配当利回り)が4%くらいになってくるとけっこう高い方だと思います。
1株1000円の銘柄を100株持っていた場合、配当利回りが4%なら、1000(円)×100(株)×0.04=4000円の配当金がもらえます。銀行の預金の金利が0.0何%くらいであるのに比べるとすごい利率です
ただし、株価が安くなって配当をもらってもトータルで見るとマイナスになる可能性があることもお忘れなく、、
株価変動で生まれるキャピタルゲイン(売買差益)

インカムゲインとは違い株を売買することで得られるのがキャピタルゲインです
株式市場で株は取り引きされ、その価格は日々変化するので、安いときに買って高いときに売るまたは、高いときに売って安いときに買い戻すことで利益を出すことができます
転売ヤーと同じ仕組みです
アメリカの会社は、投資家の還元は株価を上げることだという考え方の会社が多いらしく、無配当の会社も多くあります
配当金は会社の利益の一部を株主に還元するものです
この利益を事業に再投資して、さらに利益を上げることが株価の上昇にもつながり投資家はより多くの利益を得られるということですね
配当金の場合、投資した金額の数%がもらえるわけですが、キャピタルゲインの場合、うまく行けば投資したときの数倍まで株価が上昇する可能性もあります
スマホゲーム、パズドラで有名なガンホー・オンライン・エンターテイメントという会社は2013年初めには100円以下だった株価が、2013年5月14日に1633円になっています。株価が100円のときに100株買っていれば、約4か月後には約160000円になり、15万円の利益を得ることができていたのです
僕もこのゲームはやってました。ゲームのメインであるパズルのシステムは新しいと思いましたし、友人の中にこのゲームを一度もやったことのない人はいない、ぐらいのレベルでした。ゲーム内のアイテムを買うためにたくさん課金をしている知り合いもいました。
ガンホ―株の上昇の兆しを初めに感じていたのは、株とは縁遠そうなスマホゲームにはまる若年層の人だったかもしれません。
株の取引きと聞くと難しいもののように感じますが、次の大化け株の気配は、身近なところに隠れているのかもしれません。
キャピタルゲインとインカムゲインのよくある質問
キャピタルゲインとインカムゲイン、どちらを重視すべきですか?
株式投資においてどちらを重視するかは、投資目的やリスク許容度によって異なります。
短期的な値上がり益を狙うならキャピタルゲイン型、長期保有で安定収入を得たいならインカムゲイン型を重視するのが一般的です。
インカムゲインだけで生活できますか?
配当収入だけで生活するには、かなり大きな投資資金が必要です。
目安として「年間生活費 ÷ 配当利回り」で必要元本を計算でき、例えば利回り4%なら年間200万円の生活費に対して約5,000万円の投資が必要になります。
キャピタルゲインを狙う際の主なリスクは何ですか?
株価下落や売却タイミングのミス、経済・業界全体の低迷などが主なリスクです。
値上がり益を狙う投資では、相場の変動に影響を受けやすく損失の可能性もあるため注意が必要です。
配当利回り4%って本当に高いですか?
日本株では配当利回り4%は比較的高い水準です。
ただし、高利回り銘柄の中には株価下落や減配リスクを抱える企業もあるため、利回りだけで判断せず業績や配当方針も確認することが大切です。
配当をもらうためにはどのタイミングで株を保有すればいいですか?
配当を受け取るには「権利付き最終日」までに株を保有しておく必要があります。
権利付き最終日の翌営業日は「権利落ち日」となり、株価が下がる傾向があるためタイミングを意識しましょう。
無配当企業でもキャピタルゲインを狙えるのはなぜですか?
無配当でも、企業が利益を再投資して成長すれば株価上昇が見込めます。
特に成長企業では配当よりも株価上昇を通じて株主還元を行うケースが多く見られます。
キャピタルゲイン・インカムゲイン両方狙うにはどうすればいい?
両方をバランスよく狙うには、成長株と高配当株を組み合わせてポートフォリオを構築する方法があります。
例えば、半分を配当狙い、残りを成長期待株に配分するなど、自分の投資スタイルに合わせた比率を決めましょう。
インカムゲインを得るための「優待」はどう考えればいい?
株主優待もインカムゲインの一部と考えられます。
配当と合わせた「実質利回り」で判断する投資家も多いですが、優待の廃止リスクや内容変更もあるため、優待目的だけで投資するのは注意が必要です。
税金はキャピタルゲインとインカムゲインでどう違いますか?
どちらも基本的に20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)が課税されます。
NISAを利用すれば非課税で運用できる場合もあるため、制度を上手く活用すると税負担を軽減できます。
投資初心者はキャピタルゲインとインカムゲインどちらから始めるべき?
初心者はインカムゲイン重視の投資から始めると心理的に安定しやすいです。
配当を受け取りながら保有を続けることで、値動きに慣れつつ長期的な投資の感覚をつかむことができます。
まとめ
株の初歩の初歩、2つの利益を得る方法を解説しました
・インカムゲイン・・・配当など
・キャピタルゲイン・・売買で差額の利益を得る
株式投資の世界は証券口座開設して数万円でも資金があればだれでもチャレンジできる世界です
今が経済的自由を手に入れるために一歩を踏み出す時かもしれません
*今回少しいい部分を多く書きましたが、もちろん、株の取引きはいいことだけでなく悪いこともたくさんありますので実際に取引を行う場合は自己責任でお願いします。






コメント