FXをやっていると、会社員だと昼間は当然チャートみれないし、夜も遅くまで起きていられないので、一度は”このとき、チャートを見てたらエントリーしてたのに”と思ったことがあると思います
FXといえばリアルタイムでトレードするスキャルピングのイメージが強いですが、より長期の時間間隔で行うデイトレードやスイングトレードなど他にもトレード方法はあります
そういう長期間のトレードでは事前に発注するレートを決めて注文を予約しておきます
事前に注文をしておくには様々なことを想定して、損をする場合も利益確定の場合も自分が意図した結果が得られるようにしたいですよね
この記事では、注文方法の基礎からどうやって注文するレートを決めるかまで解説していきます
事前に入れておく2つの注文方法
指値注文
売買のトリガーになるレートを決めて注文を予約しておくやり方です
つまりロング、ショートそれぞれでエントリーするのに有利なレートになったときに発注するというイメージですね
また、決済注文として使うなら目標レートを超えたときの利益確定のために使うことができます
逆指値注文
こちらも同様、売買のトリガーになるレートを決めて事前に注文を予約しておくやり方です
- ロングなら、決めたレートよりレートが上回ったときにに注文が発動します
- ショートなら、決めたレートよりレートが下回ったときに注文が発動します
このレートを超えればそのままの勢いで相場が動いていくだろうという予想でエントリー注文を出したいときなどに使えます
また、決済の時には損切のための注文として使うことができます
エントリー 狙うべき二つのタイミング
①ブレイクアウト 緊張→ブレイクのタイミングを狙う
値動きが小さい緊張状態から、ある方向にブレイクするとそのままトレンドが発生していくことが多いです
この考えに基づいて、値動きが小さいときローソク足の上端もしくは下端が何度もぶつかっている抵抗線をエントリーの基準にし、そこを超えたら逆指値注文でエントリーするというのが一つの作戦です
さらにワンランク上のエントリー方法としてブレイクアウトしたあと抵抗線に一度戻ってくる(ブレイクワンタッチ)ところを狙うというやり方もあります
➁今のレートと抵抗線の間に逆指値注文をセットする
直近で値動きが反転している抵抗線では、トレンドが反転する可能性が高いです
レンジ相場では特に抵抗線が意識されやすいので、レンジの下端でロング、上端でショートできれば利幅が期待できます
上端の抵抗線のレートにショートの指値、下端の抵抗線のレートにロングの指値をおいておけば、抵抗線にレートが触れたときに発注してくれます
エグジット
①目標達成or損切りライン
事前に設定しておいた目標pipsの利ザヤがとれるか、損失が許容範囲限界になるレートになったらポジションを決済するように注文をセットします
ロングポジションの場合、利確のための指値売りを今より上のレートに、損切りのための逆指値売りを今より下のレートに置きます
ショートポジションの場合、利確のための指値買いを今より下のレートに、損切りのための逆指値買いを今より上のレートに置きます
➁抵抗線を見て決める
抵抗線がトレンドが進んでいった先にあるなら、そこで反転する可能性が高いので一旦そこで利確するのもありです
ロングなら抵抗線(より確実に利益確保するならその少し下)のレートに指値売りをおいておきます
ショートなら抵抗線のレートに指値買いをおいておきます
また、損切りの目安にも抵抗線は使えます
自分のポジションと逆方向の値動きが抵抗線をブレイクアウトしてしまうと、トレンド発生の可能性があるため、損失を抑えるために損切りしなければいけません
ロングなら抵抗線付近のレートに逆指値売りをおいておきます
ショートなら抵抗線付近のレートに逆指値買いをおいておきます
”抵抗線付近”と書いたのは、抵抗線にタッチしてまたレートが戻ってくることがあるからです
抵抗線より少し離れた、そこまでいったら確実にブレイクアウトだというレートを選べば、無駄な損切りを避けやすくはなりますが、損切りしたときの損失が大きくなるので、自分のポジションの大きさや許容できる損失とのバランスをみて注文するレートを決める必要があります
まとめ
FXの注文は必ずしもPCにはりついてリアルタイムで出さなければいけないわけではありません
指値、逆指値を駆使していつでも有利なレートでトレードできるようになりましょう
僕のおすすめエントリー、決済タイミングはこれです
エントリー
- ブレイクアウト (緊張→ブレイク)のタイミング
- 抵抗線で反発するところ
エグジット
- 利確目標or損切りライン
- 抵抗線の手前で利益確定、抵抗線超えたら損切り
コメント