株主へのボーナス?
会社によっては、株主に対して、年に1回か2回、配当金や株主優待という形で会社の利益をわけてくれることがあります。
株取引を行っていく上では、ぜひとも欲しいこの配当ですが、どうやったらもらえるのでしょうか。配当に関するルールなどをまとめてみました。
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なにがもらえる?
配当として、主なのは次の3つです。
- 配当金
- 商品券、割引券
- 自社商品
配当金はその名の通り、お金です。投資金額に対する配当の割合を表す配当利回りは高い銘柄だと5%を越えるものもあるので、その銘柄をもっているだけで投資金額の5%のお金が毎年増えていくことになります。もちろん、株価が下がるリスクはあるので注意は必要です。
二つ目の商品券や割引券はその会社の経営する飲食店などで使えます。三つ目の自社商品は食料品が多いような気がします。
二つ目と三つ目はお金に換算すると配当金より高額な場合もあるので、自分にとって必要なものであれば、より高い配当利回りといえる場合もあります。
商品券や割引券の場合、その券が使える地域が自分の住んでいるところから離れているともらっても意味がないので気を付けないといけません。
どうやればもらえる?
配当は、当然株をもっている人しかもらえません。しかし一年間ずっと株を保有しないと配当をもらえないわけではなく、特定の日に1日だけ持っていさえすればいいのです。
株主として記録されるのが株の購入から3営業日後なので、権利確定日の3営業日前までに株を買って、次の日に売ってしまっても配当を受け取ることができます。
この権利確定日の3営業日前の日のことを権利付き最終日といい、その次の日を権利落ち日といいます。
これらは月末にやってくることが多いですが、月の真ん中にある銘柄もありますし、何月にやってくるかは銘柄によってばらばらなので、自分で調べる必要がありますが、3月と9月に権利確定日を設定している会社が多いです。
権利付き最終日に買って、権利落ち日に売るということをする場合気を付けなければならないのは、それを狙うのが自分だけではないということです。
多くの人がそれを狙うような会社なら権利付き最終日前には株価がどんどんあがり、権利落ち日には株価が一気に下がるということもなくはないわけです。そこで損をしてしまっては配当をもらう意味がありません。
まとめ
株取引をするなら、意識してもらいに行きたくなってしまう配当ですが、もらうことに注意がいきすぎてもよくないと思います。
あくまで投資する価値がある会社に投資し、そのおまけとしてもらえるものという位置づけの方がありがたみも増すかもしれません。
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