以前SPYDってなんだというとっても浅い記事を書きましたが、どんな銘柄構成になってるかとかもう少し踏み込んだことも知りたくなったので調べてみました
SPYDの主な特徴
S&P500高配当指数の値動きに、連動する投資成果を追求するETFです
S&P500がどんな指数かというのはこのブログの記事でも勉強しました
その中に高配当指数というものがあるみたいです
どんな指数なのか見てみましょう
S&P500 高配当指数
S&P500採用銘柄のうち配当利回りの上位80銘柄のパフォーマンスを計測する指数です
配当利回りは↓の2段階で算出されます
構成銘柄
SPYDの上位構成銘柄はこんな風になっています
Xeroxはわかりますが後はよくわからない銘柄ですが、そんなのはパフォーマンスがよければどうでもいいです
構成としては80の対象銘柄にほぼ均等に投資するという感じです
配当利回りの低い銘柄になってくると保有比率が1%をわずかに切るものもありますがほぼ均等です
業種別の構成比率はこんな感じで、金融、不動産が大きい割合を占めています
年2回のリバランス
1、7月にリバランスをすることになっています
リバランス時には減配・無敗になった銘柄や、株価が上がったことによって配当利回り(配当/株価)が下がった銘柄を除外します
個別株で配当目当てに買っていた株が減配・無配化するとダメージが大きいですが、ETFならファンドがいいかんじにポートフォリオを組み替えてくれるのである程度配当利回りが保たれるので簡単ですね
ただこのETFでは、株価が上昇した場合、配当の金額が変わってなくても配当利回りは下がってしまうのでリバランスで除外される対象となってしまいます
そのため、SPYDで大きなキャピタルゲインを得るのは難しいのかもしれません
逆に株価下落で高配当利回り銘柄となったものが追加されるとそのうちそれも減配となり次のリバランスまでの間、損をするというリスクもある気がします
今はコロナショックでどの銘柄も利益が下り復活できなかった銘柄が多めに入っているような感じがします
構成銘柄が時代を反映してそうな気もするので何年か後に構成銘柄を今と比べてみるのも面白そうだなと思いました
年4回の配当
3,6,9,12月が配当をもらえる月になっています
配当落ち日は2020年の配当落ち日を見ると月の第3金曜日になっているような感じなので、配当月の第三木曜日にはETFをゲットしておく必要があります
似た名前のETFに注意
とても似た名前でSPDR S&P 米国高配当株式ETF(SDY)というものがあります
こちらはS&P高配当貴族指数との連動を目指すものです
SPYDではリバランスを行うときの配当利回りで構成銘柄を決めますが、SDYでは20年以上にわたる連続増配を続けている銘柄で構成されています
増配を続ける=業績がいいということだと思うので配当だけでなくキャピタルゲインにも期待できそうなETFですね
SPDRシリーズのティッカーは似たものが多いので間違えないように気を付けましょう
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