FXのユーロズロチのトレードといえば、スワップポイント狙いのものが主流です
が、ユーロ円ショートとズロチ円ロングを組み合わせてキャピタルゲインもねらった方がより効率よく稼げると思います
いくつかの記事にわけてユーロズロチ、ユーロ円、ズロチ円それぞれの値動きごとに場合わけしてトレード考察していきたいと思います
この記事では、EURPLN下降+EURJPY&PLNJPY上昇のときどう立ち回るのがよいか考えてみます
ズロチって何?って人はまずは下の記事から読んでみてください
EURPLNが下降トレンドのとき
2019年後半のEURPLNの日足チャートを見てみると11月末に4.328の高値を付けてからはしばらく下降トレンドが発生していました
こういう局面では、ユーロズロチのトレードは比較的簡単に利益が出ます
節目の4.3付近で上昇→下降に転じているのでそのあたりでエントリーできていればOKですね
ユーロズロチのショートポジションしか基本的にはもたないので、短期トレードとか高いレバレッジでないかぎり、損切りしなければならなくなるまで追い込まれることはあまりないと思います
ユーロ円、ズロチ円バラバラでトレードする場合
ユーロズロチという通貨ペアを扱っていないFX会社でトレードでも、ユーロ円、ズロチ円でそれぞれトレードする場合があります
ユーロズロチが下がっている場合でも、ユーロ円、ズロチ円の動きはいつも同じとは限りません
- ユーロ円、ズロチ円ともに下降しているが、ユーロ円の方がより急激に下がっている
- ユーロ円、ズロチ円ともに上昇しているが、ズロチ円の方がより急激に上がっている
だいたいこのふたつです
ユーロズロチの値動きと、ユーロ円、ズロチ円の値動きの組み合わせごとに取引きのスタンスを自分なりに整理したいと思います
関連記事:ユーロズロチのレートが上昇していても工夫次第で稼げます
今回は、”ユーロズロチ下降、ユーロ円&ズロチ円上昇”というパターンについて書いていきます
ユーロ円&ズロチ円が上昇している場合
ユーロズロチのポジションを持っていれば、ユーロ円ショートは含み損が、ズロチ円は含み益が増えている状態です
ユーロズロチのレートが下がっているという前提なのでポジション全体としては利益が出る状態になっているはずです
つまり、ユーロ円ショートの含み損<ズロチ円ロングの含み益
ある程度ユーロズロチの含み益が大きくなったらユーロ円、ズロチ円両方を決済するのもありです
が、僕はズロチ円の上昇分を利益にしたいと思います
そして、ユーロ円が下がってきたときに決済すれば、トータルで、単純にユーロ円、ズロチ円を同時に決済するよりも利益が出せます
ただしそれはうまくいった場合の話です
ズロチ円のみ決済した後もEURJPYのレートの上昇が続くとユーロ円の含み損が大きくなり、トータルマイナスになってしまいます
ユーロ円ショート、ズロチ円ロングポジションを持った状態から、ズロチ円を決済する=ユーロ円ショートエントリーと同じ意味になります
このやり方はレート変動が小さいユーロズロチの特徴を利用してスワップポイントで稼ぐというやり方からは、はずれたものになることには注意が必要です
レートの変動を予想して取引きをするなら他の通貨ペアで為替差益を狙って取引きするのと変わらないと感じる人も多いと思います
ですが、僕の場合はポジションをもっているだけでもスワップポイントがもらえるユーロズロチの方があせって取引をする必要はないと思えるので、そこが利点だと思ってます
まとめ
ユーロズロチ下降+ユーロ円&ズロチ円上昇のときのトレードについて考察してみました
もっとも利益が出しやすいパターンの1つだと思います
欲張りすぎずしっかり利益確定していきましょう
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