スキャルピングとかデイトレードするなら値動きが大きくて短時間で大きく利益がとれる時間帯とか、トレンドがわかりやすくて安全に取引できる時間帯にサクッとトレードしたいですよね
最もメジャーな通貨ペアユーロドルについて、時間帯ごとの特徴やイベントをまとめてみました。
ボラティリティが高い時間帯
ボラティリティが高い=値動きが活発な時間帯にトレードすれば、エントリーから大して時間をかけずに利幅を取ることができます
OANDA JAPANのホームページでは通貨ペアごとに時間帯ごとのボラティリティを確認できます
2022/1/22時点の直近5日のユーロドルのボラティリティはこんなかんじ
(閲覧した時間のバーがオレンジになるみたいです)
日本時間19時から徐々にボラティリティは上がっていき23時にMAXになります
日本時間の早朝から16時までは比較的ボラティリティが低い時間帯といえそうです
ボラティリティが高い時間はトレードが活発に行われている時間です
各国の市場が開いている時間は日本時間で以下の通りです
やはり、ドルとユーロが流通している地域が昼間の時間帯が取引が活発で、値動きも活発になっています。
休日に注意
アメリカやイギリスが祝日の日は、それぞれの市場は開いていないので、値動きが小さくなります
チャートを眺めていても値動きないなーと思ったらカレンダーを見てみましょう
経済指標の発表時を狙う
経済指標発表時には数分間値動きが激しくなります
国の景気や金利はその国の通貨の価値にも影響するからです
好景気=高金利=通貨が買われる
FXにはその通貨の国の経済状況が影響します
そして景気をコントロールするために政府は金利をコントロールしています
なので、FXトレーダーにとって経済指標の発表や政策金利の発表は重要です
単純にいうと、景気がいいと金利が上昇し、金利が上昇するとその通貨は買われます
逆に、景気が悪いと金利が下落し、金利が下がると通貨は売られます
なので、経済指標の発表や金利の発表がFXでも重要なのです
アメリカの経済指標
22時30分に発表されることが多く感じます
ユーロ同様、アメリカの経済指標の発表がある22時30分から24時くらいは米ドルに触らないのが安全かも。
主なものは失業率、非農業者部門雇用統計、ISM景況指数、FOMC政策金利発表など。
アメリカの経済指標はほかの国のものより重要です。それはドルが世界の基軸通貨だからです。
やっぱりアメリカってすごいんですね。
最強イベント FOMC
Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、アメリカの金融政策を決定する会合で、金利の上げ下げなどが発表されます
このイベントは特に影響力が大きいです
発表時間が夜中の3時なのでスキャルパーじゃなくても、事前にポジションを整理しておくなど、忘れずに準備する必要があります
ユーロ関連の経済指標
日本時間19時(EUの10時くらい)にEUの重要指標の発表があることが多いです。
また、各国の経済指標の発表もあり、影響の大きいドイツの指標は16時に発表されることが多いようです。
重要なものは、ECB政策金利発表、PPI・生産者物価指数、GDP、失業率などです。
ECB政策金利の発表
ECB=欧州中央銀行が今後の政策金利の発表を行います
指標トレードは結構難しい
指標発表時は、市場の予想からはずれた結果だった場合瞬間的に大きな値動きをするので短時間で利幅をとるためには最も効率がいい時間といえます
ですが、その値動きを予測するのは難しいです
発表内容をチェックしながらトレードすれば確率を上げられるのかもしれませんが、値動きが本当に激しいです
最初に下に飛び出したと思っても、そこから数分後に反発してぐんぐん上に行くということもあります
ほぼギャンブルと同じです
指標発表、経済イベント時間を調べるならみんかぶ
経済指標を調べるならみんかぶFXがおすすめです
各国の指標発表、経済イベントのカレンダーがあるので、すぐに自分のトレードに関係するイベントの時間がわかります
またレートへの影響度合いを☆で5段階で評価していて、☆4、☆5のイベントは結構値動きへの影響が大きくて、意識する必要があります
まとめ
ユーロドルの値動きが活発なタイミングを紹介しました
ボラティリティが高い時間
日本の夜が活発。22~0時がゴールデンタイム
指標発表、経済イベント時間
ヨーロッパ、アメリカのイベント時は値動きが一時的に激しくなりやすい
みんかぶFXで時間と重要度をチェックしましょう
コメント