FXはじめて1年半以上たちましたがやっとスタートラインに立てたような感じがしてきました
まだまだ、トレード技術は未熟で目指すゴールにはほどとおいですがそこに向けて積み上げていくために必要な姿勢みたいなものが今までは足りてなかったように思います
ギャンブルではなくコツコツ利益を積み上げていくために必要だと思ったトレードに対する意識について書いてみます
自分が特別ではないことに気づく
FX始めたばかりの頃は怖いもの知らずで、先輩トレーダーたちの失敗談もなんとなく他人事というか自分はそんな失敗しないと思ってしまいます
さらに最初の数回でたまたま大きく勝ててしまったりするとさらにたちが悪いです
自分はセンスあると思って損切りをしなかったり、不利な状況でも自分の感覚を信じてエントリーしたりってことがでてきます
FXはコツコツ稼ぐものと知る
指標発表や重大ニュースで大きくレートが動くとそれにのっかってサクッと稼ぎたいと思うことあると思います
また、大きいロットで毎日数万円の利益を最初から出したいと思うこともあると思います
それって再現性あるのでしょうか
ギャンブルとしてFXやるならそれもいいと思いますが、FXで生活できるくらい稼ぎたいならきっとそれではだめなんです
一時的に10万円運良く稼ぐことより、少しずつでも安定して稼ぎつづけられるようになることが必要です
自分にあった手法を知る
世の中にはたくさんの手法があります
1つの手法が全ての人にとって稼げる手法だとは思いません
人それぞれあうあわないがあるからです
含み損に耐えられる金額、決済まで待てる時間によって利益が出るか損失になるかは大きく変わります
エントリーから決済までの時間に限りがなければ、エントリー時点からレートが上がってる状態も下がってる状態も有り得るからです
それを適切なタイミングで利益確定、損切りするのは自分です
ある人にとってはいい手法でも、適切に運用できない人にとっては役に立ちません
損切り貧乏になったり利益確定が早すぎたり、耐えられないレベルの含み損がでてトレードをやめてしまったり
自分の性格上無理なく続けられる手法が自分にとっての最適な手法だと思います
稼げるトレーダーになるには大損失が必要?
まだFXで稼げるようになったわけではない僕が言うのもおかしいかもしれませんが、ここまで書いたトレードに対する姿勢を実践していく意識づけに一番手っ取り早いのが、リアルのトレードで大損失を食らうことじゃないかと思います
一度大損失を食らえば自分が全戦全勝でないことやそこまで何連勝していても1回のトレードの失敗で利益が吹き飛ぶことがあることが身に染みてわかります
また、どうしてそんな大損失を被ったのかを分析していくと自分が決めた手法どおりにトレードしていなかったということにも気づくかもしれません
もしそうならきちんと自分が守れる手法を選ぶ必要性にも気づきます
本読んだりYoutubeを見ることで情報としてトレードのノウハウを知ることはできます
でも一度自分でリアルトレードをやってみないとわからないこともあると思います
スタート地点に立つ前に一発退場しないために
トレーダーとして必要なことを心に刻むために大損失が必要と書きましたがその損失で資金を完全に失ってしまって二度とトレードができなくなってしまっては意味がありません
なのでまずはこれくらいの損失なら食らってもなんとかトレードは継続できる、でもまあまあショックは受けるというくらいの損失にとどめましょう
そうするための一番簡単な方法は今持っている投資用資金の半分だけをFXの口座に入れましょう
そうすればよっぽどの急な値動きがない限りどんなに損しても資金の半分に損失を抑えられます
その口座のお金が0になっても残しておいた資金で再挑戦できます
資金の半分も遊ばせておくなんてもったいない!
男は黙って全資金でフルレバレッジ!
それなら半分は投資信託など利益が少ないけどリスクも小さいものにするなどどうでしょう
FXの大損失のよくある質問
なぜ「大損失」が学びになると言われるのですか?
大損失を経験すると、自分のトレード手法の弱点、感情のコントロール不足、リスク管理の甘さなどが浮き彫りになります。
これにより、本当に自分が守れる手法や戦略を見直すきっかけになるからです。
実際に「大損失」を狙うべきでしょうか?
いいえ、意図的に大損失を狙うのは非常に危険です。
記事でも述べているように、「ある程度ショックになるがトレード継続できる範囲の損失」に留めるべきです。
「一発退場」を防ぐにはどうすればいいですか?
資金を分割してリスクを分散したり、レバレッジを制限したり、1トレードの損失を事前に決めておく(適切な損切り)ことが効果的です。
どのくらいの割合の損失なら許容すべきですか?
人それぞれですが、記事では「投資用資金の半分以上を失うような損失は許容すべきでない」としています。
一般的には、1トレードで資金の1~3%程度というのがよく言われる目安です。
「大損失を経験した=勝てるトレーダーになる」のでしょうか?
必ずしもそうとは限りません。
大損を経験してもそれを反省・改善に結びつけられなければ、同じ失敗を繰り返す可能性があります。反省と改善こそが成長の鍵です。
初心者がまず取るべきリスク管理のステップは?
まずは資金を複数口座に分ける、レバレッジを低めにする、損切り幅を厳格に設定する、自分の許容できる損失額を事前に決めておく、などが基本ステップです。
メンタル面で気をつけることは?
過度な自信、恐怖、後悔、復讐トレード(損失を取り返したい心理)などが敵になります。
損失を冷静に受け入れ、感情に左右されずにルール通りにトレードする訓練が必要です。
大損失後に立ち直るにはどうすればいいですか?
すぐに元のロットや攻めの姿勢に戻さず、まずは小ロットで相場感を取り戻す、過去のトレードを振り返る、メンタルケアをする、など段階的に戻していくのが現実的です。
過去の大損失を記録・振り返す方法は?
トレードノート(日時、通貨ペア、エントリー理由、利確/損切り理由、反省点など)を残すこと。
定期的にまとめて見返し、傾向を把握して改善策を立てられるようにします。
大きな損失を経験せずに成長できる方法はありますか?
はい。デモトレードや低ロットでの練習、本やセミナーで学ぶ、裁量を縮小して守備重視で取引する、他人のトレードを分析する、シミュレーションを行う、などの方法があります。
FXの大損失のまとめ
トレード初心者が成長する過程で「大損失」を経験することは、避けて通れない重要なステップになることがあります。
なぜなら、その痛みを通じて初めてリスク管理の大切さや、自分の感情の弱点に気づくことができるからです。
しかし、意図的に大きな損失を狙うのは誤りです。
あくまで「致命傷にならない範囲」で失敗を経験し、その中から学びを得ることが重要です。
損失を出したときこそ、焦らず冷静にトレードを振り返り、資金管理・メンタル管理・手法の見直しを行うことで、次のステージへと進むことができます。
つまり、「大損失」は目的ではなく、トレーダーとして成長するための通過点です。
失敗を恐れず、そこから何を学び取るかが、初心者脱却の分かれ道になるのです。
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