レートの変動が少ないユーロズロチ
金利差がそれなりにあるので、ユーロズロチをショートする(ユーロを売ってズロチを買う)ことで値動きによって損するリスクを抑えながらスワップポイントを稼ぐことができます
僕なりにユーロズロチトレードをしていたときに考察したことを書いていきます
ユーロとズロチだけでなく、ユーロ円とズロチ円の値動きにも注意
“ユーロズロチをショートする”というのがこの手法の基本ですが、ユーロズロチという通貨ペアそのものを扱っているFXの会社を僕は見たことがありません
そこで、ユーロ円ショートとズロチ円ロングを同時にするということが変わりの方法になります
ズロチ円を扱っている会社もあまりないですが、、、
そういうわけで、この手法ではユーロズロチのレート変動とユーロ円、ズロチ円のレート変動のふたつの視点が必要です
ユーロズロチのレートが変動するということは、ユーロ円とズロチ円の変動は全く同じではないということですが、だいたいの値動きは同じなので1つのものとみなします
ユーロズロチの取引
最近だとユーロズロチのレートは4.5~4.6の範囲でレートは推移していて、高値圏の4.6あたりでショートしていくのが値動きによる損失を抑えるためには必要です
ここでは4.6を基準レートとして、レートと値動きの方向でフェーズを4つに分けてどんな行動をとればいいか考えてみます
4つのフェーズはこれ
基準レートは異なりますが、チャート上で示すとこんな感じです
①4.3以下で上昇している
ユーロズロチのポジションをとれる4.6の水準に向かっていく状態です
当然ここで、ショートポジションとってさらにレートが上昇すると損してしまうので、無理にエントリーせずに静観がいいでしょう
あんまり為替差益を狙う手法ではなく、ショートしたら放置の手法なのでそこまでユーロズロチのレートを気にしなくてもいいかもしれませんが、無理に逆張りしてリスクをとる必要はないです
②4.3以上で上昇している
やっと、ショートポジションがとれるレートになりました
すぐにでもポジションをとりたいところですが、あせってはいけません
エントリーするとしてもポジションの調整は必要です
自分が想定する上限レートまで達した場合、含み損がいくらになるのか、その含み損に、メンタル的にずっと耐えることができるかを考えてポジションを調整します
③4.3以上で下降している
ショートポジションをとるにはもっともいいタイミングです
ポジションも大きくとれます
このまま下降が続けば、含み損がでることはないのでストレスなくスワップポイントをためていくことができます
④4.3以下で下降している
ショートポジションをとるという意味では、下降トレンドがでているならエントリーのタイミングではあります
ただ、ユーロズロチはポジションを長期で持ち続けてスワップポイントをためる方法なので、あまり不利なレートでポジションをとってしまうと、含み損をかかえやすくなってしまいます
ここでエントリーしたポジションは、早めに決済することを検討してもいいかもしれません
ユーロ円かズロチ円片方だけをトレードする
ユーロズロチのエントリータイミングでなくても、ユーロ円、ズロチ円片方だけならエントリータイミングはあると思います
ユーロズロチが上昇している局面でも、ユーロ円、ズロチ円は下降トレンドで、ユーロ円の方が勢いよく下がっているという場合があります
そういうときはユーロ円をショートしましょう
あとから、ズロチ円が下がったときにロングすれば、実質ユーロズロチのショートポジションを有利なレート(高めのレート)でもつのと同じことができます
逆の場合、つまりユーロズロチは下降しているけど、ユーロ円、ズロチ円は上昇しているという場合は、ズロチ円を買うという選択肢もあります
ただ、ユーロズロチが下降しているなら素直にユーロ円売りズロチ円買いを同時にもつのもありなので検討が必要です
まとめ
放置でも為替変動で損するリスク少なく、スワップポイントで稼げるユーロズロチ
ポイントはこんな感じでした
・ユーロズロチ=4.3(以上)がエントリーの基準
・ユーロ円とズロチ円の取引きの場合も根本的にはユーロズロチのショートなのでユーロズロチのレートが下がるとうれしい
・ユーロ円、ズロチ円のレート変動によっては、片方の通貨ペアのみの取引きも視野に入れてくおく
また、レート変動が小さいといってもそれは今だけの話かもしれません
これから大きくユーロ高ズロチ安に動くこともあり得ます
リスク管理をしっかり行って無理のないトレードを心がけましょう
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