ダマシ

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水平線などをブレイクアウトしたような値動きの後にまたもとに戻る値動きのこと

ブレイクアウトしたら飛び乗ろうとするトレーダーをダマすような値動きのため、ダマシと呼ばれる

水平線を上に抜けるダマシの場合、一瞬レートが上に突き抜けた後すぐに元に戻るため長い上ヒゲができる

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ダマシのパターン

ダマシはいくつかのパターンに分類することができる

  • ブレイクアウトでだまされる
  • インジケーターが騙される
  • チャートの形状分析が騙される

それぞれのダマシについて↓でもう少し詳しく見ていく

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ブレイクアウト後のダマシ

価格が大きく伸びるブレイクアウトポイントを狙う「ブレイクアウト手法」は、世界中のFXトレーダーから高い関心を集める投資手法

しかし、実際の相場はその手法のセオリー通りになるほど単純ではなく、FXでは狙っていたラインを超えた瞬間に、「ブレイクした!」と思って飛びついたら、価格が逆行するというダマシのパターンが頻繁に起きている

ブレイクアウトのダマシはなぜ起きるのか

なぜ大人気手法のブレイクアウトにダマシが発生するのか

1つの要因は機関投資家など資金力のある大口トレーダーが大量に資金を投入したことが考えられる

ダマシ発生の流れ
  1. 上にブレイクアウトしそうだと一般トレーダーが飛びつく。このとき大口トレーダーも大量に同じようにロングする
  2. 大口トレーダーはラインをうわ抜けしたところで、一気にショートする
    大量の資金でこれを行うので値動きは反転・急落してダマシの動きになる
  3. この急落であわてた一般トレーダーたちが、一気に損切りをする
    損切りを巻き込んだ売り圧力によってさらに相場は下落

ブレイクアウトのダマシを回避するコツ

ブレイクアウト直後には飛び乗らず、おちついて押し目や戻り目を待ってからエントリーすることでダマシに騙される回数を減らすことができる

ブレイクアウトの勢いそのままに一気に抜けてしまう場合もあり、儲けそこなったと思うときもあるかもしれないが、その利益をとるために何倍ものダマシにひっかかると思うと、冷静に確実な時だけを狙うのが得策といえる

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インジケーターが騙される

ダマシは多くの人が注目するライン際で起きることが多いが、テクニカル分析によるサインもダマシの対象となる

例えば移動平均線ではゴールデンクロスやデッドクロスが完成すると、トレンド転換が起きることが予想される

しかし、その直後にその期待を裏切る場合もある

レンジ相場のような動きの中では短・中・長期移動平均線の上下関係は頻繁に入れ替わる

そのため、短期移動平均線が中期移動平均線とクロスしたとかごく狭い部分だけをみてゴールデンクロス/デッドクロスの判断をしているとダマシにあいやすくなる

単純に移動平均線の上下関係だけを見るのではなく、そこに至るまでの流れやトレンドライン、水平線と組み合わせた分析をすることでダマシを回避しやすくなる

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チャートの形状分析が騙される

チャート分析ではラインやインジケーターだけでなく、値動きの形状も分析に利用される

直近の安値や高値を更新したらトレンドにのってそのままレートが伸びているように考えがちだが、そこから値動きが反転する場合もある

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ダマシ発生の原因

ダマシには自然発生的なものだけではなく、人為的なものもある

  • 大口トレーダーによる人為的なダマす
  • 自然発生的なダマシ
  • 複数の売買サインによるダマシ
  • 上位の時間足のダマシ
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ダマシの少ない時間帯を狙う

ダマシにも発生しやすい時期や時間帯がある

ダマシが発生しやすいのは、参加しているトレーダーが少ないのみ、相場がそれなりに動いているとき

なので一般トレーダーが狙うべきは多くのトレーダーが参加し、相場が落ち着いているとき
そのような状態のときの方が、ダマシにあう確率を抑えることができる

これは特に大口トレーダーによる人為的なダマシを避けるために効果的な方法である

なぜなら市場での取引量が少ないほど、同じ資金でより大きな影響を相場に与えることができるから

なので大口トレーダーは値動きが大きくなりやすい相場がすいている時間を狙って資金を投入してくる

相場への参加者が少なくなるのは、夏休みやクリスマスシーズンなどが考えられる
また、雇用統計などの重要な経済指標発表前後は相場に動きがでるため、注意が必要


もう1つのポイントは東京時間と欧州、ニューヨーク時間の違い
欧州時間やニューヨーク時間には値動きが大きくなりがちで特にロンドン市場では投機筋が参入し、東京時間からの参加者に仕掛けを行う動きがみられる

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