FX関連でyahooo知恵袋みたいなQ&Aサイトの投稿を見てみると結構FXに否定的な意見をいいたいだけ?(質問への回答をもとめているわけじゃない?)みたいな投稿もあります
この記事では、ちょっと目に留まった投稿について勝手に回答していきたいと思います
FXの勝ち方研究など無駄?
それではさっそく投稿を紹介していきます
FXで勝ち方を研究するのは、 ジャンケンで勝てる方法、 コイントスで勝てる方法を探すのと同じくらい、 愚かな行為ではないですか?
なかなか辛辣な質問、というかこの質問者の中では答えは決まってる(愚かに決まってんだろ)ようですが、この質問に回答(コメント?)していきます
FXで勝ち方を研究するのは、ジャンケン/コイントスで勝てる方法を探すようなものなのかもしれない
質問者が引き合いに出したジャンケン/コイントスは勝てる確率が決まっています
ジャンケンなら1発で勝てる確率は1/3、コイントスで表裏を当てられる確率は1/2です
この確率を上げるために何か努力する人はいないと思います
相手がパーとチョキを出せないように手を包帯でぐるぐる巻きにするとか、コインの重さの配分をいじって一方向の向きが出やすくするなんてことは思いつきますけど、それはもはや不正ですね
とにかく多くの人の共通認識として、ジャンケンやコイントスの結果は運任せです
FXはどうでしょうか
トレーダーはチャートパターンやインジケーターを駆使して上にいくか下に行くかの予想を的中させる確率を上げようとします
トレーダーみんなの需給で値動きが決まるので、こういった分析は他のトレーダーの心理も考えながら行うことで、トレードの勝率を上げてくれそうな気がします
でも、一方で完全にトレーダー心理を読むことはみんなできなくて、僕たちトレーダーが自分で勝手にインジケーターの関連性やパターンを見出しているだけで、結局値動きはランダムといっていいレベルで規則性がない可能性も否定しきれません
トレーダーが逆三尊だから上昇に転じるとかいっているのは、スロッターがリールのところを隠してボタンを押したらあたるみたいなマイオカルトを使ってプレーするのと同じようなものなのかもしれません
この答えは誰にもわかることはないのかもしれませんが、レートが上に行くか下に行くか当たる確率を上げようとする行為に対しては質問者が言っていることも当たっているかもしれません
FXにあってジャンケン/コイントスにない要素 値幅
レートの上下を当てる確率はジャンケンやコイントスに通じる部分がありますが、FXにはジャンケン/コイントスにない要素があります
これが値幅です
レートがどちらに行くかという予想をしてエントリーした後決済するまでの値幅をトレーダーは自分で決めることができます
仮に値動きの上下が当たる確率が1/2だとしても、予想が当たった時と外れた時の立ち回りを工夫することでFXはジャンケン/コイントスとは違ったゲームになっていきます
勝つときは大きく利益を伸ばし、負けるときは損失を極力小さくする
これができれば、トータル収支はプラスになります
勝率が1/2以下だとしても利益と損失のバランス次第では収支をプラスにすることができます
FX≠ジャンケン、コイントス
というわけで、僕の結論はFXとジャンケン/コイントスは違います
なのでFXで勝ち方を研究するのは愚かなことだとは思いません
FXを単純なHigh&Lowととらえればジャンケン/コイントスと変わりませんが、利益/損失の幅をFXでは自分で決めることができ、勝ち方/負け方をコントロールすることができます
ですが、万が一とはいえジャンケン/コイントスと同じようなものである可能性もあるのでFXトレードを突き詰めていくなら、レートの上下を当てる方法よりもいかにして1回1回のトレードの利益を伸ばして損失を小さくするのか、ということを考えるのに力を割いた方がいいかもしれません
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