FXを初めて2週間で30%増えた!資金を増やしてもいいか?

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某知恵袋にこんな質問がありました

質問

FXに慣れるため今1lotで練習しているのですが、倍になったら本腰入れても良いですか?

私は元々株式投資をしてまして、先日の岸田ショックを受けてこんなにも下がってたまるかと思い、FXを始めました

1lotで始めた方がいいという会社の先輩からの助言を受け2週間ほど前からドル円でトレードを始めました

チャートは見慣れていたのと、トレンドが分かりやすいのもあって2週間ほどで30%の利益を出すことができました

正直ここまで利益をあげられるとは思ってなかったので、早々にlot数を増やしたいのですが、やはり種銭が2倍になるまでは落ち着いて今のlotでトレードした方がいいですか?

また、ある程度まとまったお金を入れるタイミングについてアドバイスが欲しいです

よろしくお願いします

この質問に対して勝手に回答していきます

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株がうまくいかないからFXをはじめました

これは僕も株がうまくいかないから、というおおまかなくくりでは質問者の方と同じ理由でFXをはじめました

株っていろいろ銘柄を吟味して買っても、結局市場全体の流れ(今回は岸田総理のせい?と質問者がいっている暴落)に巻き込まれて、財務分析とかその会社がやってることとか関係なく株価が下がることがあります

そういうときって萎えます

そんな時に他に何かトレードできるようなものって探したときにとっつきやすいのがFXだと思います

CMとかも結構やってるし

そういう質問者の気持ちはめちゃくちゃわかるんですが、一時的な暴落というのはこれまでも何回も起きているし、これからも何回も起こるでしょう

どのくらいの期間この方が株式投資をやられていたのかわからないですが、たぶんコロナショックを経験してないっぽい(コロナの時の下げをみていたら、最近の値動きは許せるはず)ので長くて2年といったところでしょうか(質問が2022年、コロナショックが2020年)

まだ、経験が浅くて長期的な目線がないように思います

最初の質問とは全く関係ありませんが、下がったら買い増すチャンスじゃん!って思えるくらいの心持が必要だと思います

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2週間で30%はえぐい!が…

いきなりダメ出しから入ってしまいましたが、普通に考えて2週間で30%はエグい!です

ちょっと質問者の方がいっている時期のドル円のチャートを見てみましょう

前半の方はまあ割とはっきりしたトレンドでやりやすい相場だったのかもしれないですね

ですが、実際にトレードしてみると5分、10分の値動きに気を取られて、画像の4時間足チャートのような大きな動きに乗っかるということができずに利益がでないってこともあります

2週間という短い時間で30%の利益はすごいことです

ただ逆に2週間だけだから30%まで伸ばせているという可能性もあります

平均への回帰という言葉を知っているでしょうか

平均への回帰(Mean Reversion)は、統計学や金融市場で使われる考えで、ある変数がその平均値に戻ろうとする傾向があるという考え方です。これは、一時的な変動や乖離があった場合、その変数は将来的には平均値に戻ると予測する理論です。

この人のトレードの平均がどのレベルにあるかはわかりませんが、仮に±0とかマイナスがこの人のトレードレベルの平均だとしても、最初の2週間だけは平均を超える結果がでる可能性もあります

ですが、平均への回帰がこれから起これば利益はトレーダーの実力なりの±0やマイナスに落ち着くでしょう

要するに何がいいたいかというと2週間というごく短い時間で30%利益が出たのはすごいことですが、それがこれからも続くと思って資金を増やすのには、まだトレード期間が短すぎるということです

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ロットを上げるのはいつ?

質問者の方は、”資金が2倍になるまで”lotを上げるのは待った方がいいのか?と聞いていますが、資金が2倍になったらlotを上げるのが妥当なのか?というところから考えるべきでしょう

僕は金額よりもトレードの経験が十分につめたら、lotを上げてもいいと思います

lotをあげると損益の大きさもその分増えます

これはメンタル的に大きく影響します

頭ではlotをあげても同じようにトレードすればよいとわかっていても、実際の損益を見るとどうしても今まで小さい値幅で利確してしまったり、損切りをせずにねばってしまったりするものです

最初のlotで十分に経験を積んで、勝ってうれしかったり負けて悔しがったりすることなく淡々とトレードできるようになってからlotを上げるのがいいと思います

一定の手法で経験を積んで、その手法が長期的に10%ずつ利益を積める方法だと自信を持てれば、lotを上げても、損益の金額に振り回されることなく一定のトレードを続けられるはずです

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これからのプラン

もう少し、ここからのプランを考えてみましょう

慎重なステップで進める

急激な資金拡大はリスクを高めます。まずは現在の資金で慎重にトレードし、安定した結果を得ることが先決です。

慎重なステップで進むことは、トレードや投資において成功するために極めて重要です。以下に、慎重なアプローチを取るためのいくつかのポイントを述べます。

  1. 小額から始める: 初めてのトレードや新しい戦略を試す場合、大きな資金をリスクにさらす代わりに小額で始めましょう。これにより、リアルな市場状況で経験を積みつつ、失敗が小さな損失にとどまります。
  2. リスク管理を徹底する: トレードでの損失は避けられないものですが、リスクを最小限に抑えるためには、トレードする際の損失を予め設定し、それを守ることが重要です。ポジションごとに損失の限度を設定し、トータルのリスクも考慮しましょう。
  3. 計画を立てる: トレードには計画が欠かせません。エントリーポイント、ストップロス、利食いの目標などを明確にし、感情に左右されずに実行することが重要です。トレードプランにはリスクリワード比を考慮することも大切です。
  4. 市場の理解: トレードを始める前に市場の基本的な理解が必要です。通貨ペアや商品、株式市場など、取引対象の市場の動向や要因を理解することで、トレードの意思決定がより賢明になります。
  5. 経験を積む: リアルなトレード経験が、理論を実践に移すために不可欠です。初めてのうちは小額から始め、トレードのパターンや市場の反応を観察し、経験を積んでいくことが大切です。
  6. 感情の管理: トレードは感情との戦いでもあります。急激な市場変動や損失に対して冷静な判断を保つことが必要です。感情的なトレードはしばしば損失を招く原因となります。
  7. 学習と改善: 市場やトレードの戦略は絶えず変化します。成功するトレーダーは常に学び続け、過去のトレードを振り返り、改善点を見つけて次に活かすことができるでしょう。

最終的に、慎重なアプローチは急激な損失を回避し、長期的な成功に繋がる重要なステップです。リスクを理解し、計画を守り、経験を通して学び、感情の制御を磨くことで、トレードのスキルを向上させることができます。

リスク管理の重要性

資金管理はトレードの中でもっとも重要な要素です。1lotから始めているのは良い判断ですが、損失に対するリスク許容度をしっかりと設定し、守ることが必要です。

リスク管理は、トレードや投資において極めて重要であり、成功するための基本的な原則の一つです。以下は、リスク管理の重要性についてのいくつかのポイントです。

  1. 資金保全: リスク管理は、資金を守るための手段として機能します。トレードで使用する資金の一定割合を超えないようにリスクを分散させ、損失が全体の資金に与える影響を最小限に抑えることが目的です。これにより、一度の大きな損失が取引アカウントを壊滅的な状態にしないようになります。
  2. リスクリワード比の最適化: リスク管理は、リスクとリターンのバランスを取るために重要です。リスクリワード比は、トレードでの損失と利益の期待値の比率を示します。トレードを行う際には、リスクリワード比を考慮して、損失が利益よりも小さい範囲で収まるように心掛けることが大切です。
  3. エモーショナルな安定性: リスク管理は感情的なトレードに対抗する手段でもあります。計画的かつ慎重にリスクを管理することで、急激な市場変動や損失に対して冷静な判断を維持しやすくなります。感情的な決断はしばしば損失を招く原因となりますが、リスク管理を徹底することで冷静なトレードが可能になります。
  4. 長期的な成功への基盤: リスク管理は長期的な成功を構築するための基盤となります。単発のトレードや急激なリターンを追い求めることではなく、堅実なリスク管理に基づくコンサービティブなアプローチが、安定的で持続可能な収益を生み出す鍵となります。
  5. 市場の不確実性への対応: 金融市場は不確実性に満ちており、予測が難しい側面があります。リスク管理はこの不確実性に対処する手段として機能し、市場の変動に柔軟に対応することが可能です。
  6. 戦略の改善と学習: リスク管理は、過去のトレードや投資の結果を振り返り、戦略を改善するための学習プロセスにも関連しています。リスクが適切に管理されることで、トレーダーは自身の強みや弱みを理解し、次の取引での改善点を見つけることができます。

総合的に言えば、リスク管理はトレーダーや投資家が持続的な成功を収める上で欠かせない要素であり、慎重かつ計画的に行うことが不可欠です。

トレードプランの構築

トレードにおいては計画が不可欠です。エントリーポイント、ストップロス、利食いの目標などを明確に定め、感情に振り回されずにトレードできるように心がけましょう。

トレードプランの構築は、トレーダーや投資家が成功するための重要なステップです。以下は、トレードプランを構築する際のポイントについての詳細です。

  1. 目的の明確化: まず初めに、トレードの目的を明確にしましょう。利益の最大化だけでなく、損失の最小化やリスク管理も含め、具体的かつ実現可能な目標を設定します。目的がはっきりしていることで、取引戦略を選択しやすくなります。
  2. トレードスタイルの選択: どのようなトレードスタイルに焦点を当てるかを決定しましょう。デイトレード、スウィングトレード、ロングタームインベストメントなど、自身のスケジュールや忍耐力に合ったスタイルを選びます。選択したスタイルに基づいてエントリーと出口のポイントを設定します。
  3. リスク管理の計画: トレードプランにはリスク管理の詳細な計画が含まれるべきです。各トレードの損失許容度、ポジションサイズ、ストップロスの設定など、損失を最小限に抑えるための具体的なガイドラインを策定します。
  4. エントリーポイントと出口ポイントの設定: トレードプランは、エントリーと出口の具体的なポイントを含む必要があります。テクニカル分析やファンダメンタル分析に基づいて、トレードを開始するタイミングや利益を確定するタイミングを明確にします。これにより、感情的なトレードを避けることができます。
  5. トレード戦略の選択: トレードプランは、どのようなトレード戦略を採用するかを指定するものでもあります。例えば、トレンドフォロー、逆強度の法則、平均回帰など、自身が理解しやすく、実践可能な戦略を選択します。
  6. 経済指標とニュースの考慮: トレードプランには経済指標や重要なニュースへの対応策も含まれます。市場が影響を受ける可能性のあるイベントや発表に備え、それに対する対応策を計画することが重要です。
  7. トレードの記録と評価: トレードプランにはトレードの記録を取り、結果を評価するフィードバックループを組み込むことが重要です。過去のトレードの振り返りを通じて、成功と失敗から学び、戦略の改善を図ります。

トレードプランの構築は、計画的な行動と冷静な心構えが必要です。綿密なプランを持つことで、トレーダーは市場の不確実性に対処し、持続可能な成功を収めるための基盤を築くことができます。

トレードの経験を積む

利益を上げたことは素晴らしいですが、経験を積むことも重要です。異なる市況や状況に対応するためにも、時間をかけてトレードのスキルを向上させましょう。

相場の変動を理解する

FX市場は株式市場とは異なる特徴があります。金利差や経済指標などが為替に影響を与えますので、これらの要因にも注意を払いながらトレードしてください。

トレードの経験を積むことは、成功するトレーダーになるための不可欠なステップです。以下は、トレードの経験を積むための効果的なアプローチについての詳細です。

  1. デモトレードから始める: まず初めに、リアルな資金をリスクにさらす前にデモトレードを利用しましょう。デモトレードは仮想の資金を使用して市場の動きをシミュレートすることができ、トレードプラットフォームの機能やトレード戦略を試すのに最適です。
  2. 小額から始める: 実際のトレードを始める際には、小額の資金から始めることをお勧めします。これにより、慎重なステップで市場に参加し、大きな損失を回避することができます。小額から始めることで、トレードのリスクを最小限に抑えながら経験を積むことができます。
  3. トレード日誌をつける: すべてのトレードに対して詳細なトレード日誌をつけましょう。エントリーポイント、出口ポイント、利益、損失、トレードの理由や感情などを記録することで、過去のトレードを振り返り、学びを得ることができます。
  4. 市場の動向を観察: マーケットの動向やパターンを観察し、価格の変動や相場の特性を理解することが重要です。異なる時間枠や通貨ペア、商品に対する市場の反応を観察し、パターンを把握することで、将来のトレードでの判断力が向上します。
  5. トレード戦略の多様化: 異なるトレード戦略を試してみることで、市場のさまざまな条件に対応できるスキルを磨くことができます。トレンドフォロー、逆強度の法則、平均回帰など、複数のアプローチを理解し、適切なタイミングで使用できるようになります。
  6. トレードコミュニティに参加: 他のトレーダーや投資家と交流し、意見を共有することで新たなアイデアや戦略を学びます。専門的なフォーラムやセミナーに参加することで、他の経験豊富なトレーダーからのアドバイスや知識を得られます。
  7. 感情の管理: トレードは感情との戦いでもあります。損失や利益に対する感情をコントロールするために、冷静で客観的な判断が重要です。感情的なトレードが避けられるようになると、経験を積んだトレーダーとしての成熟度が高まります。

トレードの経験を積むことは、成功への道のりで不可欠です。焦らず、慎重に市場と向き合いながら、学び、改善し続ける姿勢が、トレーダーとしての成長を促進します。

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