Three Inside Down(スリーインサイドダウン)とは
スリーインサイドダウンは、ローソク足チャートに表示される3つのローソク足で構成される弱気の反転パターンです。以下の特徴を持ちます
- 上昇トレンドの高値圏で有効
- 陽線の次のローソク足が陰線で、陽線の実体の半分より下まで下げる
- 2番目の陰線が陽線の始値より下で閉じる
Three Inside Down(スリーインサイドダウン)の使い方
スリーインサイドダウンは上昇トレンドが下降トレンドに転換するところの目印として使います
なので上昇トレンドに乗って伸ばしてきたロングポジションを手仕舞いするタイミングをはかったり、上昇トレンド中に逆張り的にショートでエントリーするときに使います
逆張りで使う場合、2つ目の陰線が確定した後ショートすることになりますが、これが押し目でさらに上昇トレンド継続というパターンも考えられます
なので1つ目の陽線の少し上あたりに損切りを入れておくと安心かもしれません
また、スリーインサイドダウンは比較的高頻度で現れるチャートパターンのようなので、これだけを狙ってトレードしてみてもそれなりのトレード機会は得られるかもしれません
Three Inside Down(スリーインサイドダウン)の解釈
スリーインサイドダウンの2本目のローソク足(最初の陰線)は、始値と終値の差が縮小し、買い手の買い意欲が弱まり、売り手が優勢になりつつあることを示しています
そして、次の陰線で少し拮抗~売り手有利の状態からさらに売り手優勢の状態に移行していきます
2つ目の陰線が陽線の始値を抜けて確定することで押し合いが売り手の勝ちで決着といったところでしょうか
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