株やFXは数字の世界です
お金にまつわるいろんな数字を分析して、売買の判断をして、結果を次の投資にフィードバックして、、、この繰り返しです
数字に強いと投資やfxで儲けやすくなると聞くこともありますが、実際の所どうなのでしょうか?
もしそうなのであれば、高校数学で出てくる不等式や二次関数、三角関数といったような分野も勉強しないといけないでしょうか?
数学ができない人は株やFXをやることはあきらめないといけないのでしょうか
株やFXに必要な思考力ってなんなのか考えてみましょう
二次関数や三角関数はいらない
数式を利用したいろんなインジケーターがチャートの分析には登場しますがたいてい普通の四則演算の組み合わせです
そのインジケーターがどのようにして描画されているかさえおさえておけばそこまで高度な数学の知識は必要ありません
別の勉強は必要
株をするなら財務諸表や貸借対照表などの会社の財務状況を報告している資料を読みこなすことができるようになる必要があります
FXなら各国の金利政策がどうレートに影響を及ぼすのかを知っておく必要があります
そんな風に勉強はずっとし続けなければならず、こういう勉強を続けるための”体力”みたいなものをつけるために、学生のころの勉強をしっかりしておくということは役に立つかもしれません
数学を勉強することで鍛えられる脳の領域が株・FXに好影響?
数学の問題を解くときに必要な脳の領域は特定のどこかではなく、脳全体を使って問題を解こうとするそうです
すでに解き方をしっている問題は、すでに脳の中で作られた回路を使って問題を解くそうですが、どうやって解くんだろうと考えいているとき、人間は脳のいろんな領域をつかって上手く解く方法がないか考えているそうです
株やFXでもいろんなことに脳を使います
ファンダメンタル分析のために社会の情報を集めたり、集めた情報を分析したり、売買の意志決定をしたりします
こういう作業をするのに数学で鍛えた脳があると、有利な気がしませんか?
三角関数や二次関数などの問題が上手く解けなくてもどうやって解くんだろうと頭を悩ませることで鍛えられた脳が、僕たちを勝ちトレードに導いてくれると思います
株やFXで一番大事なのはルール守る力と作戦を練りなおす能力
株やFXで勝つためには値動きを的中する能力だと思う人が多いと思いますが、これよりも大事な能力があります
それが自分で決めたトレードルールを守ることです
トレードを守らないとせっかく立てた作戦も計画通りにいきません
また、トレードルールを守ってトレードしないと最初に立てた作戦がいいのか悪いのかもわからなくなってしまいます
株やFXは売買自体はボタンを何回か押すだけで実行できてしまうので、その時の感情に流されて売買を行ってしまいやすい性質がありますが、そこをぐっとこらえて自分ルールの範囲でトレードするかを心がけましょう
また、いくらかトレードをしたら作戦へのフィードバックもしてみましょう
売買が簡単なばっかりに勘でトレードしてしまいやすいです
さらに負けが込むとこれまでのトレードを振り返る間もなくどんどんトレードしてしまう人もいると思います
皆さんはそうならずに、一定期間んトレードしたら、その時の作戦がどうだったか振り返って必要なら次の作戦にフィードバックすることを考えましょう
ありそうな質問
三角関数や二次関数は本当に必要ないのですか?
記事でも述べられている通り、チャート分析に使われるインジケーターはたいてい四則演算の組み合わせなので、三角関数や二次関数の深い知識は必須ではありません。
数学を学んで得られる「脳の力」とは具体的に何ですか?
数学を解く際には脳の様々な領域が協調して動くようになり、問題を発見し、筋道立てて思考する能力が鍛えられます。
こうした思考力は投資判断や情報分析にも好影響を与えます。
財務諸表を読むためにおすすめの数学スキルは?
基本的な比率(例:ROE、P/E)や四則演算を理解し、売上や利益の増減率を計算・比較する力があれば十分です。
数学の基礎力が応用をサポートします。
FXで「金利政策の影響を理解する」ためには、どんな勉強が必要ですか?
数学的というより、経済の基本原理(中央銀行の政策金利が為替にどう影響するか)を理解する勉強が有効です。
数学は思考力の強化に役立ちます。
「トレードルールを守る力」は数学とはどう関係あるのですか?
数学を通じて養われる「論理的思考力」や「継続学習力」が、ルールを策定し、守る習慣作りに役立ちます。定めたルールを振り返り改善する力も同様に数学に由来します。
数学に苦手意識がある人でもトレードは可能ですか?
はい。高度な数学よりも、継続して学習し、ルールに基づいた行動ができる心構えのほうが重要です。
粘り強く問題に取り組む姿勢は、数学と同じくトレードにも有効です。
数学以外で鍛えるべき思考力には何がありますか?
読解力、論理力、批判的思考力なども重要です。
例えばレポートやニュースを読み解いて投資判断に結びつける力は、純粋な数学以外の思考力と言えるでしょう。
実戦で使える数理モデル(例:ボリンジャーバンド等)は数学的にどう理解したらいいですか?
基本はあくまで平均+標準偏差といった概念なので、統計の初歩レベルで理解できます。
すべての計算が四則演算ベースであるという点で、過度に難しく考える必要はありません。
数学的思考は長期投資においても役立ちますか?
はい。長期投資でも、リスク分散や投資比率、リターンの平均化などを考える際に、数的根拠に基づく判断ができることは大きな優位性になります。
数学が得意でない人がトレーディングを学ぶときのステップは?
1. 四則演算や比率の理解 → インジケーターや財務指標に対応 2. 実用的なチャートツールの習得 → インジケーターの仕組みを理解 3. ルール設定と実践 → 小さく継続的に振り返る習慣を作る 4. 情報収集と解釈の強化 → 経済ニュースや企業情報の読み解き力 数学に頼らずとも、これらのステップを踏むことで着実にスキルが伸びます。
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