株式投資やFXのレートの値動きを表示する方法としてはローソク足がメジャーですが、他にも方法があるんです
何かのきっかけでバーチャートというものをみることがあるかもしれません
この記事ではバーチャートとはどういうものなのか、どういった特徴があるのかを紹介していきます
バーチャートの見方
バーチャートは縦の1本線に横棒が左右に1本ずつ伸びた形をしています
縦の一本線の上端と下端がそれぞれ高値と安値を表しています
また、左に伸びている横棒の高さが始値を、右に伸びている横棒の高さが終値を表しています
また、バーの色で始値に対して終値があげて終わったのか(陽線)、下げて終わったのか(陰線)は区別して表示されます
ローソク足と表示される情報は同じです
チャート上に表示するとこんなかんじ
前のバーの終値の線と次のバーの始値のラインが向かい合う形になるので、前後でつながっているところとそうでないところ(窓が開いているところ)が見分けやすくなっているといえるかもしれません
バーチャートを使うメリット
ローソク足と表示される情報は同じであるバーチャートですが、あえてバーチャートを使うメリットはあるのでしょうか
バーチャートの方が陽線/陰線を見分けやすい、かも
バーチャートは形状ではっきりと始値と終値が示されます
ローソク足の場合実体の形は陽線でも陰線でも変わらず、ローソク足の色で初めて陽線か陰線なのかがわかります
こういった意味では度のローソク足で値が上がったのか/下がったのかはっきりわかりやすいのはバーチャートだといえるかもしれません
前後のつながりがわかりやすい
また視覚的な話ですが、先ほども書いたようにバーチャートは前後のバーの終値と始値が向かい合って横につながったようになります
なのでチャート全体が連続した状態になりレートの波をより視覚的にとらえやすくなります
マイノリティでかっこいい
投資系のtwitterやYoutubeを見てもバーチャートを使っている人は一人もいません
あなたがバーチャートを使って発信すればおそらくあなたのまわりでは唯一のバーチャート使いに間違いなくなれます
一目置かれることは間違いないでしょう
バーチャートのよくある質問
バーチャートとはどのようなチャートですか?
バーチャートは、価格の始値・高値・安値・終値を1本の縦線と左右の短い横線で表現するチャートです。一般的なローソク足と同様に、一定期間の価格変動を視覚的に確認できます。
バーチャートとローソク足の違いは何ですか?
ローソク足は実体部分の長さで値動きの方向や強さが直感的にわかるのに対し、バーチャートは縦線を中心に始値・終値を左右の横線で示すため、シンプルかつ細かい値動きに注目しやすい特徴があります。
バーチャートの見方はどうすればいいですか?
縦線の上端が高値、下端が安値を示します。左側の横線が始値、右側の横線が終値です。終値が始値より高ければ上昇、低ければ下落と判断できます。
バーチャートはどんなトレーダーに向いていますか?
シンプルに価格の変動幅を把握したいトレーダーや、チャートの色付けよりも純粋な値動きに注目したい人に向いています。特に海外ではバーチャートを好むトレーダーが多いです。
バーチャートはローソク足より優れている点はありますか?
ローソク足に比べて視覚的な装飾が少なく、値動きの細部を客観的にとらえやすい点がメリットです。また、チャートがスッキリしているため複数銘柄や時間軸を並べて分析する際に便利です。
バーチャートでトレンドを判断できますか?
はい。高値と安値の位置関係や連続する終値の動きから上昇トレンド・下降トレンドを判断することができます。特に安値・高値の切り上げや切り下げに注目すると効果的です。
バーチャートはテクニカル分析に使えますか?
もちろんです。移動平均線やMACD、RSIなどの指標と組み合わせることで、ローソク足と同様にトレンド分析やエントリーポイントの検討に活用できます。
バーチャートは初心者でも使いやすいですか?
ローソク足に慣れている日本の初心者には最初は見慣れないかもしれませんが、慣れればシンプルに価格変動を把握できるため、初心者でも十分に活用可能です。
バーチャートはどの市場でよく使われていますか?
特に欧米の株式市場や為替市場でよく利用されています。日本ではローソク足が主流ですが、海外トレーダーの分析方法を学ぶ際にはバーチャートを理解しておくと役立ちます。
バーチャートとラインチャートの違いは何ですか?
ラインチャートは終値だけをつないだシンプルなグラフですが、バーチャートは始値・高値・安値・終値をすべて表示するため、より多くの情報を読み取ることができます。
バーチャートのまとめ
バーチャートは、始値・高値・安値・終値を1本の棒と短い横線で表現するシンプルなチャートです。
ローソク足と比べると視覚的な派手さはありませんが、純粋な値動きの把握に適しており、特に欧米のトレーダーに広く利用されています。
日本ではローソク足が主流ですが、バーチャートを理解しておくことで、海外トレーダーの分析方法や異なる視点からの相場把握に役立ちます。
ローソク足との違いや使い分けを知ることで、自分のトレードスタイルに合った分析手法を選択できるようになるでしょう。
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