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理想と現実の違いは許せない 認知的不協和が現実から目をそらさせる

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自分に矛盾はないと思いたい

人は自分の信念や感情、行動とは矛盾する事実を突きつけられると、居心地の悪さを感じます。

そのとき人は、自分の信念、感情、行動と事実のどちらか一方を否定して、矛盾を解消しようとします。

これを認知的不協和と呼びます。

この認知的不協和は人の行動にどのように影響を与えるのでしょうか。

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酸っぱい葡萄

イソップ寓話の一つである酸っぱい葡萄の話も、この認知的不協和の一例です。

あらすじ

おなかをすかせたキツネがおいしそうなブドウをみつけました

食べようとして懸命にとびつきますが、ブドウはどれも木の高いところにあってとどきません

何度やっても届かず、キツネは悔しさから

”どうせこんなブドウはすっぱくてまずいだろう”

と負け惜しみを残して去っていきました

この話では、狐の葡萄がほしいという気持ちと、葡萄がとれないという事実があり、狐の望みはかないませんでした。

そこで狐は、自分の葡萄がほしいという気持ちを、葡萄が酸っぱいだろうと決めつけることで否定し、感情と事実の矛盾を解消しようとしています。

このように、周りと自分の違いを受け入れられず、どちらかを否定するということは、私たちの身の回りにもたくさんあるように思います。

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一貫性バイアス

認知的不協和は、今の自分と過去の自分との違いについても生じます。

人は自分の意見が時間とともに、どう変わってきたかをきちんと認識できているわけではなく、自分の考えは昔から変わっていないと思う傾向があります。

これが一貫性バイアスです。

こんな実験があります。

高校生に政治的見解のアンケートを行い、その17年後に同じようなアンケートを行いました。

若いうちの考えが、大人になる過程で変わっていくのは当然のことのようにも思えますが、実験結果はその考えとは相反するものとなりました。

昔の考えを思い出すことができたのは30%ほどで、多くの人が昔も今と同じような考えをもっていたと答える傾向があったのです。

この実験のように、長い期間を経て考えが変わった場合でなくても、この一貫性バイアスが影響することはあります。

それを示すこんな実験があります。

被験者に数学の問題を解いてもらって、正解一問につき、10ドルをあげるというものです。

このとき、採点は被験者本人が行い、ごまかそうと思えば、ごまかせる状態です。

そして、このテストの前にある被験者グループは学生時代に呼んだ本をできるだけ挙げてもらい、他のグループには聖書の十戒を思い出せるだけあげてもらいます。

この実験の結果、聖書の十戒を思い出したグループは平均点が低くなりました。

このことから、テストを受ける前に正直さについて考えたことで、被験者自身のの行動も一貫して正直になったといえます。

こんな風に即席の一貫性バイアスが働くこともあるということですね。

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